~2月の誕生石 アメジスト《真の愛情・水瓶座の宝石・冷静と情熱》~

~2月の誕生石 アメジスト《真の愛情・水瓶座の宝石・冷静と情熱》~

目次

プロローグ

こんにちは!
今月は2月の誕生石「アメジスト」についてご紹介いたします。

アメジストは紫色のクォーツで和名は紫水晶。微量の鉄イオンとアルミニウムを含むことで紫色を帯びており、パープルの輝きが人々を魅了してやまない大変美しい石です。世界で、そして国内でも古くから愛好家の多いストーン。天然石といえば・・・アメジストとすぐに浮かんでくるほどポピュラーな存在です。

アメジストが旅館の玄関先、社長室や自営業の方の玄関に置いてあるのを見かけた覚えのある人も多い筈。それは、事業の成功や商売繁盛をもたらすと信じられているからなのです。

著名人にも人気が高いストーンのようで、あの木村拓哉さんや市川海老蔵さんもご自宅に置いていらっしゃるという・・・アメジスト。

木村拓哉さんのアメジストドームがTV番組で紹介された直後は、日本中の石の問屋さんからアメジストドームが買われて消え失せたということも実際にありました。

さまざまなパワーを秘めているアメジスト。商売繁盛以外にも、ネガティブな思考癖を解放したい時、心身の癒しが欲しい時、直観力を高めたい時、脳のデトックスや情報の断捨離を求めている時にもお勧めのストーンです。

2月の誕生石 アメジスト

アメジストは2月の誕生石で、高貴な色「紫色」をした霊性(スピリチュアル性)の高い石です。古くから愛されてきたパープルカラーのアメジストは気高い品格を備えており、地位の高い人々や高貴な人々、王族や貴族に好まれてきました。眺めているだけでも思考が鎮静化され、心が落ち着き穏やかになるのを感じます。

アメジストの石言葉



アメジストの石言葉は「誠実」「高貴」「心の平和」「愛情」。
誠実な恋人を引き寄せたり、身に着けているだけで気品を与え高貴な気分に浸らせてくれたり、心の平和と精神的安定をもたらしてくれる石です。石言葉でピンときた方は、ぜひアメジストを手に取ってパワーを感じてみてはいかがでしょうか。

アメジストの名前の由来と背景

この世で一番美しい宝石と名高いアメジスト"amethyst"の名前の語源は「酔わない」という意味を持つギリシャ語のアメジストス"amethystos"。酒に酔わないとは、古代ローマでは「人生に悪酔いしない」といった言い伝えとして残っています。そのような背景から「アメジストの杯でお酒を飲むと酔わない」と信じられてきました。

現代に置き換えると、実際のところはアメジストの作用で代謝が上がり酒に酔いにくくなるのでは・・・?という推測もできるように思います。

アメジストの石物語

「人生の悪酔いを排除するパワーがある」と言われている所以は、古代に書かれたギリシャ神話が背景となっています。

むかしむかし、月の女神“ディアナ”と喧嘩して悪酔いしたお酒の神様“バッカス”が家来の猛獣に命令し、これから出会う最初の人間を襲え!とたくらみました。そこで最初に通りかかったのがなんと、月の女神“ディアナ※”に仕えている女官“アメジスト”でした。※ローマ名“ディアナ(ダイアナ)”/ギリシャ名“アルテミス”

“アメジスト”が猛獣に襲われそうになった時に、彼女を助けるために月の女神“ディアナ”はアメジストを純白の水晶に変身させてしまいました。

それを目撃したお酒の神様“バッカス”は、水晶のあまりの美しさに自分の罪深さを思い知りました。透明な水晶に葡萄酒を注ぎながら「未来永劫、私の葡萄の実りはアメジストへの懺悔になろう」と話すと、無色透明だった水晶が紫色に染まり宝石のアメジストになりました。これ以降バッカスとその家来は葡萄作りに専念するようになったと言い伝えられています。

このようなストーリーに思いをはせながら、アメジストを見てみるのもまた一興ですね。

アメジストの色の種類

アメジストの主な色は紫色とラベンダー色です。
その他にもケープアメジストと呼ばれる白い縞が入った紫色、プラジオライトと呼ばれる緑色のアメジスト、ピンク色や藍色に近い色のアメジストもあり、幅広いお色味のものを楽しむことができます。

一般的には紫色が濃いほど、そして石全体の透明度が透き通っているものの方が上質であるとされています。

アメジストの効果



アメジストは、マイナスのエネルギーをプラスに転換する効果があると言われています。感情を穏やかにさせ、身に着けると気持ちのコントロールがしやすくなるという声も多く聞かれます。アメジストの紫は情熱の色「赤」と冷静さの色「青」が混じり合っているため、ポジティブなエネルギーと冷静さを同時にもたらしてくれる石でもあります。正しい判断力を与え感情をコントロールしネガティブな思考を排除するので、人間関係をはじめとする様々なストレス解消にも効果的です。



恋愛面においては、誠実な恋人を引き寄せるとされているので恋愛成就のお守りとしても人気があります。なかなか出会いに恵まれない人や、相手の外見やステータスに惑わされがちな人の恋愛運アップにはアメジストがお勧めです。

アメジストの歴史

アメジストの歴史はとても古く、紀元前2000年以前の古代メソポタミアでは高貴な人々が印鑑の素材として用いていたとされています。初期キリスト教会では、儀式などでも指輪として使用されてきた歴史があり、司教が身につけ尊厳をあらわしていたということです。

アメジストの産地

アメジストの主な産地はブラジル・ウルグアイ・ザンビアです。もともとは高価な石で高貴な人のみしか手にできなかったのですが、19世紀にブラジルで大きな鉱山が発見されて以来、豊富に採掘されるようになり一般民衆にも手が届く宝石となって参りました。ブラジルには世界有数のアメジスト鉱山がいくつかあり、良質の美しいアメジストの一大産地となっています。近年ではウルグアイ産のアメジストも流通するようになり、深い紫色の艶の良い高品質のものが人気を博しています。ザンビア産のアメジストは濃い紫色が特徴的で内包物(他の鉱物)を含むものも多く見られます。また、最近ではメキシコのベラクレス州で産出するアメジストは透明感が高く、世界で最も美しいアメジストと評されるほどでレアものとして取り扱われており高額で流通しています。

その他の産地としては、アフリカ各国・アメリカ・インド・ウガンダ・ウルグアイ・オーストラリア・カナダ・ケニア・ジンバブエ・スリランカ・セイロン・タンザニア・マダガスカル・メキシコ・ロシア・韓国・南アフリカ共和国が挙げられます。

アメジストに対応しているチャクラ

アメジストは第0、第6、第7チャクラに対応しています。

直観力やインスピレーション、天からの智慧をもたらします。思考疲れや情報過多、脳のデトックスが必要だと感じている方は、第6チャクラや第7チャクラが詰まっていることが原因かもしれません。良いアイデアが浮かばない、直観力が鈍る、マイナス思考に陥るというような時にはアメジストを身に着けたり握ったり、額に当てたりしてみると少しずつ脳がリラックスし、思考疲れや脳の煮詰まりが解消されていくでしょう。



また、なぜアメジストが第0チャクラに対応するの?と疑問に思う人も多い筈。なぜならば、アメジストには珪素が多く含まれているからです。地殻を構成する元素の中で酸素/O(49.5%)に次いで多い元素が珪素/Si(25.8%)です。そのため、珪素を含有する鉱物は地球と繋ぐ力が高いため、第0チャクラ(足裏)にも有効となるようです。

チャクラについてはこちら

眺めているだけでも心や体がクリアになっていく、アメジスト。
アメジストを身に着ける以外にも、ベッドサイドや書斎、勉強部屋や玄関に置いてみる、手に握ってみる、身体に当ててみるなど・・・様々な方法でストーンのパワーをご堪能ください。

アメジストの浄化/お手入れ方法

⇒浄化・お手入れ方法はこちら

⇒浄化グッズはこちら

アメジストは直射日光などの強い熱に弱く、長時間熱が当たり続ける環境にいると変色してしまう可能性があります。そのため、エアコンやストーブなどの温風が当たる場所に置くのは避けた方が無難です。長時間太陽光の良く当たる場所でのアメジストアクセサリーの使用には注意が必要です。

鉱物データ

英名   Amethyst
和名   紫水晶(むらさきすいしょう)
分類   ケイ酸塩鉱物
化学式   SiO2
   紫、ラベンダー、緑、ピンクなど
モース硬度    7
石言葉   誠実、高貴、心の平和、愛情
主な産地   ブラジル、ウルグアイ、ザンビア、マダガスカル、アフリカ、メキシコなど

エピローグ

2月の誕生石アメジストはいかがだったでしょうか?
誕生石といった切り口で石について理解を深めると、違った背景や歴史などが見えてきて興味深いものです。

2月の誕生石アメジストは水瓶座の宝石の1つでもあります。水瓶座時代のサポートにひとつは持っておきたいおすすめのパワーストーンです。

次回は、3月の誕生石アクアマリンです!どうぞお楽しみに。

オススメのアメジストはこちら

ハナレイでは以下のようなアメジストを取り扱っておりますので、ぜひご覧ください。

◎タンブル➡手で握るのに最適
ラベンダーアメジスト タンブル

クラスターや原石ポイント➡書斎や勉強部屋に置いていくのに最適
アメジスト クラスター161g(ブラジル産)

アメジスト原石ポイント(ポリッシュ)レインボー入り

リング➡アクセサリー感覚で気軽に身に着けられる
アメジスト 円形リング(指輪)#11

ペンダンデュラム➡潜在意識の声を教えてくれます
アメジストペンデュラム/ペンダントトップにもなる

*アメジストはこちらから

*姉妹サイト「Crystal Terrace」のアメジストはこちらから

誕生石一覧表 

1月

ガーネット

2月

アメジスト クリソベリル・キャッツ・アイ

3月

アクアマリン サンゴ ブラッドストーン アイオライト

4月

ダイヤモンド 水晶 モルガナイト

5月

エメラルド ジェイダイト(ヒスイ)

6月

真珠(淡水パール)  ムーンストーン アレキサンドライト

7月

ルビー スフェーン

8月

ペリドット サードオニックス スピネル

9月

サファイア クンツァイト

10月

オパール トルマリン

11月

トパーズ シトリン

12月

トルコ石(ターコイズ) ラピスラズリ タンザナイト ジルコン

一般社団法人日本ジュエリー協会によって2021年12月20日に誕生石の改訂が行われたため、新しい石が各誕生石に加わっています。月によっては複数の誕生石が存在する月もあります。全種類を集めてみても良いですし、感性に従ってご自身に合いそうな石だけを揃えてみても良いでしょう。

誕生石は生涯を通じてご自分と縁があり、守護してくれる宝石です。一度ご自身の誕生石が象徴する意味をチェックしてみて、お守りとして身に着けてみてはいかがでしょうか。

石のパワーや働きは古来より伝承される「いわれ」であり、その効果を100%保証できるものではありません。
石に力を貸して貰いながら、自分自身が「こうなりたい」と強く思う「意志」が希望を引き寄せる大きな力となります。 大切なのは「石」と自分の「意志」とのコラボレーションであると考えます。
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