こちらの記事は、2012年の9月に当サイトのコラムとして掲載したものです。
2019年5月より、私たちは新元号「令和」と共に生きていくことになります。
和の民である「日本人としての自覚」を、皆さまと今一度共有させて頂きたく、今この時に改めて、再掲載させて頂くことに致しました。これからの地球の平和を実現していくために、日本という国はとても重要なポジショニングにあります。⇒コラム記事 再掲載「和のこころ」も併せてご一読ください
新時代の担い手・・・日本人
この夏(2012年)、ロンドン五輪における日本選手団の活躍は素晴らしく、
日本のメダル数は史上最多の38個という好成績を残しました。
少し難しい話になりますが、数秘(数魂)で見ると、38という数字は3と8から成っています。3と8と足すと11になります。
11という数字は鏡開き(1月11日)に象徴されるように、鏡(次のサイクル・新次元)を開く数字で、新しいステージに上がる、生まれ変わるというような意味を持っています。まさに新次元へと生まれ変わる転換の年、2012年にふさわしい数字のように思われます。現実世界(この世)に起こる全ての事象は意味を持っております。数字もそのひとつの現われです。
西暦2000年以降、現在はアクエリアス(水瓶座)という新しい時代に入っていますが、今年(2012年)の12月21日を境に地球は大きなシフトチェンジ(いわゆるアセンション)を迎えて、エネルギー的な新時代を迎えるといわれています。「マヤの暦がこの日を最後に終わっている」という話を皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、これは3次元(平面)の時代が終わり、新次元(立体)の時代の幕開けを迎えるという事を示しているとの解釈が妥当であるとされています。
ほとんどの日本人が疑問に思うかもしれませんが、世界の科学者やスピリチュアル的に感覚の高い人達の中では、新時代の担い手、つまり世界のお手本(雛形)になるのは「日本」であるといわれております。
なぜか?それは日本人こそが世界でトップクラスの精神性を潜在的に持っているからです。
そして、日本の民族は新時代にマッチする“調和的”“平和的”な「和」の魂を持ち合わせているからです。
日本人は自分さえ良ければ良いとか、他人を打ち負かしても自分が得をすれば良いという「個人主義的」な発想が先天的に少ない民族なのです。
「大和魂」が物語るように日本人は「和」の民族であります。アクエリアスの時代 は調和的で平和な時代となります。
和のこころ
「和を以って尊しとなす」という聖徳太子の教えが日本人の魂の根底には根付いています。卑弥呼の治めた「倭国(わこく)」や、魏志倭人伝(ぎしわじんでん)の「わじん」や日本最初の朝廷である、「大和(ヤマト)朝廷」が示す通り、日本民族は「和」の民であります。
「和」とは広義においては。「仲良くする、調和する、合わせる、成分の違うものを配合する」等の意味を持ちます。一般的に「和」とは自分の個性を抑えて、控えめでいることで全体を丸く収めて、互いにうまく関わり合うことだと考えられがちです。
しかし、これは「和」の本義ではありません。
「和」の真髄の意味は、「自己に正直に生きる、自らの個性を最大限に発揮して自立する、自らを裏切らない」という意味になるそうで、これこそが、新時代に要求される真の調和的・平和的な生き方に通じます。
大和(ヤマト)・・・大きく和するとは、
一人一人が大きな存在となること、その上で、お互いに和すること、それが大和です。決して自分の個性を抑えて、歯車のように自らの存在を小さく押し殺すものではありません。また、自己主張をして、我を張ることでもありません。
自らと外界をムリヤリ合わせるのではなく、ムリなくこころ平穏に、自然体で調和することが真の平和に繋がります。
そもそも、大和とは大自然そのもの、宇宙そのもののありかたです。
自然界のすべての存在は、自らの個性を最大限に尊重しているにも関わらず、見事に調和して生息しています。
これが、真の大和のありかたです。
日本で生まれた、この大和の精神は、これからの時代のお手本として、世界に指し示すべき普遍性を持った精神なのです。ここに「新時代の担い手」としての日本人の姿があります。
しかしながら、私たち日本人は戦後五十年の間に、その大和の心を見失ってしまいました。
今こそ、私たちは、もう一度 「大和の心」 を思い出さなければいけない時期に来ているのではないでしょうか。
日本のカラー(色)・・・黄金色
オリンピックの五輪のマークは世界の五大陸を意味しているといわれております。
五色のうち「黄色」はアジア全体を表すとされますが、波動的見地から、もっと綿密に捉えると、黄色の国々の中でも日本国だけは「黄金色(光る黄色)」の国と識別されます。
マルコ・ポーロの「東方見聞録」においても、日本は「黄金の国・ジパング」として登場します。東欧世界においては、日本は東側にある「太陽の昇る」「黄金の国」として古来より憧れを集めて来ました。
皆さんは日本の国旗の意味を考えたことはありますか?
日の丸は太陽を表しており、古来より太陽神として崇めて来た天照大神(あまてらすおおみかみ)を表しています。太陽は万物の生命の源であり、農作物の豊穣のためにはなくてはならない大自然の恵みでした。
日章旗の原型は、大化の改新以後に天皇による親政が行われた頃、「太陽を象徴した旗」で朝廷行事を行ったのが発端であったとされており、当初の日の丸は、赤ではなく「黄色や金色」だったとの説もあります。
金色は色の波長の中では最高位の周波数を持っています。日本民族もまた、本来は世界でトップクラスの周波数を持っているといわれています。つまり、波動のレベルが高いということです。「和のこころ」こそが高い精神性を示します。
これからますます波動が上昇して行く地球において、日本人の高い精神性が世界を引っ張って行くと予測されます。
「和」はかたちに置き換えると「球」になります。形の世界でも三角形よりは円、三角錐(ピラミッド型)よりは球が波動的には高いレベルにあります。なぜならば「球」は究極の調和した「かたち」だからです。
地球や太陽や月、他の星々も球体をしていますね。
現在の日本の国は、表面的にはまだまだバタバタしている様に見えます。今はまだ「生みの苦しみ」の時期であり、
「立替え」のための「壊す手続き」も必要で、それにより、浄化すべきものが浮上して来て目だっている状態です。
しかし、水面下で捉えると以前よりはだいぶ良くなって来ております。
日本はもちろん、地球はもっともっとスリムになる必要があります。
今後、新時代にマッチして行くための新しい政治や憲法のあり方も問われることでしょう。
「立替え」には根本から壊すことが付随します。増築だけでは、もはや通用しない時を迎えております。
日本や世界を清めるには様々な葛藤や膿みが吹き出て然り。これは国民ひとりひとりにも同じことが当てはまります。
宇宙から見ると、世界における「日本国」のありかたや「日本人」の活躍に期待がかかっています。
地球の未来のためにも・・・日本人の意識改革、波動調整が急がれます。
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