2017年《丁酉(ひのと とり)》の年はどんな一年になるのでしょうか?

2017年《丁酉(ひのと とり)》の年はどんな一年になるのでしょうか?

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丁(火)× 酉(金)の年です

十干(じっかん)の《丁(ひのと)》× 十二支の《酉(とり)》の性質を掛け合わせた年です
⇒十干十二支の詳しい説明はコチラから

丁(ひのと)は火の弟(陰)を示しており、陰陽五行でいうと、『火の陰』の性格を持ちます

丁(ひのと)は「草木が大きく成長してきて、しっかりと充実してきたという様」を指しています。
成長の勢いが一旦止まり、一人前として認められた状態です。“安定”している状態でもあります。(下図参照)

【十干の意味】

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酉(とり)は陰陽五行でいうと、『金の陰』の性格を持ちます

酉は「草木に実った果実の生育が極限に達した様」を指しています。(下図参照)
熟成しきった果実がちょうど腐り始めて、種子をはらむ一歩手前の状態です。種子ができるのはこれからです。
腐って壊れる最終段階であり、新たなことが始まる準備に入る“変化”の段階でもあります。
終焉とはじまり、破壊と再生の間(はざま)の状態と解釈しても良いでしょう。

【十二支の意味】

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転換の年

物質文明から精神文明への橋渡し

2017年は、物質至上主義や白人至上主義が象徴する20世紀形の世界が極限に達して・・・地球が目指す次のステージ(次元)へと生まれ変わるための転換の年になるでしょう。
それは、精神性の高い、調和的な世界である精神文明(本来の21世紀)に入る前段階であり、新たな時代の夜明けを迎えるための旧時代の最終章とも言えるでしょう。
物質文明の限界を感じる事柄が多くなり、今までの価値観や考え方を大きく転換せざる得ないことを人々が思い知らされ、来たるべく新時代に変化していくために、再生のための準備を始める年になります。
このように考えると、アメリカの新政権も新時代に向けての一役(崩壊のトドメをさす)をかっているのかもしれません。

考えられる変化、転換としては

・組織、自治体、国などで新旧の世代交代が起こる
・過去の金融や経済のスタイルが崩壊して混乱が起こる
・新しい制度や法律などへの見直しが必須となってくる
・今までの常識が覆されるような事柄が起こってくる
・異常気象、災害などが起こる

“安定”と“変化”という相容れないふたつが同時に存在することが、さらなる不安定さや混乱を招く

丁(ひのと)の性質=成長して“安定期”に入った状況
育ってきたものを充実したいので、変化はしない。

酉(とり)の性質=新たに“変化”しようする状況
成熟しきったものが壊れて、新しいものへと変化する過渡期。
夜明け(新しい展開)を見据えた暗闇(破壊)の時。
酉は「金」の性質を持ちますので、金融や経済的なシステムの崩壊も危惧されます。

夜明けを知らせる酉年

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酉(とり)、つまり鶏(にわとり)は闇夜に鳴き声を上げて、夜明けを知らせてくれます。
2017年 酉年は闇(崩壊)の中にあっても、新しい時代や体制の始まりを予感させる・・・『夜明けを知らされる』年になるでしょう。

丁(火)と酉(金)は相剋(そうこく)の関係でもあります

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相剋(そうこく)は一般的には『凶』とされています。

丁(ひのと)と酉(とり)の組み合わせは相剋(そうこく)。
片方が相手を弱めるという関係になります。

※右図の実線の矢印が相生(そうせい)を、点線の矢印が相克(そうこく)を表しています。

相生(そうせい)=相手を強めて(生み出して)行く、陽の関係
相剋(そうこく)=相手を弱めて(滅ぼして)行く、陰の関係

2017年は火が金を剋する(弱める)ことになります。

相剋は2つの勢力がぶつかり合う、邪魔をし合うということもあり、大きな混乱を招くことが予測されます。

また、逆に発想すると、【丁(火)=安定】と【酉(金)=変化・破壊】が相剋であるということは、安定のエネルギーが破壊のエネルギーを弱めますので、転換期であっても、破壊的エネルギーが少し軟化した状態でうまく新たな展開へとシフトできる・・・というシナリオも期待したいところです。

新しい展開(時代)への前段階として「大きな混乱」が予測されます

新大統領の誕生によって揺れ動いているアメリカのように、分断や二極化が世界の国々や地域、社会、組織、身近な社会などで加速することでしょう。
地球レベルで考えれば国同士の対立、宗教や民族間の争いの激化、地域で考えれば反発し合う勢力同士の闘争やデモ活動、組織や会社で考えれば足の引っ張り合い、友人や家族関係で考えれば価値観の相違や意見の食い違い・・・等々。

地球も国家も社会も個人個人も、混乱に振り回されて揺れ動くことになるでしょう。

では、その対応策は・・・?→→→続きはコチラから

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