こちらの記事は、2017年の新春に当サイトのコラムとして掲載したものです。2019年5月より、私たちは新元号「令和」と共に生きていくことになります。
和の民、日本国民としての「誇りと品格」を、皆さまと今一度共有させて頂きたく、今この時に改めて、再掲載させて頂くことに致しました。これからの地球の平和を実現していくために、日本という国はとても重要なポジショニングにあります。⇒コラム記事「日本人のこと」(2012年執筆)も併せてご一読ください
和を以って貴しとなす
聖徳太子が西暦604年に「十七条憲法」第一条に唱えた言葉です。
人々はお互いに協力・強調・調和していくことが最も尊いという教えです。
「和」の精神とは、自分にも人にも正直に、正しきも間違いも認め合い、
理解し合い、尊重し合い、活かし合うということ。
私たちは、日本人が大切に守ってきた真っ直ぐで素直な「和」のこころを
これからも忘れずに引き継いでいきたい。
和の誇り
気遣い・思いやり・いたわりは日本人ならではの美学です。
相手を敬うことができる人は、自分自身を敬うことができる人。
自他ともに咲き誇る姿こそ、真の平和の在り方。
全体の中の個を尊重することで、人類全体の花が満開に咲きます。
個と個が結び合い、響き合い、磨き合うことで、
成熟した「調和」が形成されます。
古来より粛々と繋いできた「和の誇り」を胸に、
桜のごとく気高く潔く生きていきたい。
和の品格
幾年もの間、繰り返される激しい地球変動のもと、
雨風に耐え忍びながら、移りゆく日本の歴史を静かに見つめてきた靈峰富士。
その大らかな包容力こそ、人々に感動を与える「和の品格」。
品格とは、確かな素地と経験という土台の上に築かれるもの。
弛まぬ努力と不屈の精神を忘れずに、
日本という選ばれし大地の上にしっかりと足をつけて、着実に前に進もう。
富士の如く揺るぎなき品格を持ち続けるために。
和の感性
日本人は遥か昔から森羅万象を敬い、慈しみ、自然と共に暮らして来ました。
四季おりおりの花鳥風月を愛で、季節のうつろいに心を響かせました。
自然の彩りのどこにフォーカスを当てても、そこには“小宇宙”があります。
雑多な中にあって絶妙なハーモニーを奏でる美しい世界です。
時にはあなたの中にある小宇宙にも意識を向けてみてください。
その美しいハーモニーが色褪せないように、
森羅万象が呼吸するさまを感じとってください。
素晴らしい「和の感性」を呼び覚まして、
美しさに心が響くその瞬間、瞬間を大切にしていきたい。
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