現実的な側面にフォーカスが当たります
5月5日 07:45 に牡牛座の位置で新月が起こります
新時代「令和」を迎えて初めての新月です。
日本国中がお祝いムードで華やいだこの1週間ですが、夢の10連休のGW明けとともに、そろそろ浮足立ったムードを引き締めて、ひとり一人が現実的な生活に戻るタイミングです。
前回は4月5日の牡羊座新月でした。牡羊座はモノゴトのスタートを意味し、いわば生まれたての赤ちゃんのようなもの。今回の新月が起こる牡牛座は牡羊座の次の段階。少しこの世に慣れてきて、これから生きていくための安定したベース(基盤)作りに切磋琢磨する段階です。牡羊座が種子から発芽したての新芽の段階だとすると、牡牛座は芽の成長とともに地中深くに根を張って行く段階です。本気で根を張らないと、これから成長できなくなってしまいますので、とても大切なプロセスです。
牡牛座はグラウンディングの星座
牡牛座は「地」のエレメント(元素)に属します。因みに乙女座と山羊座も「地」のエレメントです。
「地」の星座は『現実的な星座』です。「物質」「肉体」「現実感」「安定感」「慎重」「富」「豊かさ」「優れた五感」「持続力」「潜在能力」「過去」「先祖」などを象徴します。
一方、牡羊座が属する「火」のエレメントは「精神」「直感」「能動的」「情熱」「無鉄砲」を象徴する『感覚的な星座』なので、牡牛座は牡羊座とは対照的です。因みに獅子座と射手座も「火」のエレメントです。
牡牛座は五感の星座
牡牛座の段階では、根を張るのと同時に周囲という社会にも触手を伸ばしていく必要があります。
その時に頼りになるのが自らの「五感」です。まだ社会をあまり経験していないので、信じられるものは自分だけです。右も左もわからない幼児ですから、自らの感覚だけを頼りに、身の安全を確かめながら少しずつ着実に自らの生息領域を広げて行く訳です。
金運や経済的安定を立て直す革命的なパワーを持つ新月です
牡牛座は財産や所有、お金や富を司ります
金運や現世利益には「グラウンディング」が不可欠です。
牡牛座はグラウンデイングを強化し、現実生活を生きるためのお金や経済的基盤固めに力を貸してくれるでしょう。
パワーストーンに於いても金運や仕事運を上げるには、グラウンディングを促すストーンが必要です。金運UPにはルチルクォーツなどの金色の石や天の作用を持つ石だけでは片手落ちになります。自らの下方のチャクラを整える「地の作用」を持つ、黒、茶、赤、オレンジ色の石も必要となります。
現実生活を充実させるには、自らの下半身のチャクラやオーラを強化する必要があります。
そういう意味では、「地」のエレメントを持つ牡牛座は現実生活のサポートには最適な星座です。
お金、収入、経済面に新展開を起こす絶好のチャンス
昨年の5月より、改革の惑星「天王星」が84ぶりに牡牛座に鎮座しております。
※天王星はひとつの星座に約7年間ずつ鎮座しながら、84年間かけて12星座を一周します。
天王星は改革と革命の星。
すべての人に改革・革命・刷新という大きな変化のエネルギーが注がれています。
その天王星が牡牛座に鎮座しているので、お金、収入、経済面に大変革を起こす絶好のチャンスです。
金運や収入面に行き詰まっている方は、自らのお金に対する思いや捉え方を大きく変えてみると良いと思います。
例えば、お金や仕事に対するマイナス感情や思い込みを手放してみてはいかがでしょうか?
「お金がない、ない」と思っていた方は「お金は満足できるだけある」に。
「自分が満足できる仕事なんてどうせ見つかりっこない」と思っていた方は「自分が満足できる仕事は必ずある」という風に・・・。マイナスな思い込みを手放すだけで、お金が入る方向に流れが大きく変わって行くものです。
牡牛座は「潜在能力」も司りますので、今はまだ眠っているご自身の潜在能力やセンスに気づき、それを活かす働き方や収入の得方に思い切ってシフトチェンジする・・・そんな構想を思い描くこともお奨めです。
お金の波動を高めよう!
天王星は集合意識を司る惑星でもあるので、2018年~の7年間の間には社会においても、金融や産業における大改革が起こるでしょう。それと同時に、個人にとっても今までの金銭感覚や物質的価値観が大きく変わっていく暗示があります。
お金に愛を!
牡牛座新月を期に令和という新時代のお金の在り方を考えてみてはいかがでしょうか?
スピリチュアル的な視点で捉えると、過去の時代のお金はどちらかというと重たいエネルギー、つまり波動が低いものでありました。
令和の時代以降、これからのお金は過去の時代と違って、波動が高いものに変わっていくように思います。
皆が気持ちよく収入を得て、気持ちよくお金を使い、愛を持って循環させる・・・。お金も一種のエネルギーなので、愛あるエネルギーを循環させる行為が、これからの時代にマッチしていくことでしょう。
自分自身がこの世の全体(人や地球や動植物や環境など)の役に立つ何らかの行いをしていれば、あなたの生活を維持するために必要なお金はおのずと波動の高いものになります。
私利私欲の対象物、人間の我欲の対象物であったお金が「皆の幸せのために使われるお金」というエネルギーに変わった時に、お金というものが高波動に変わることでしょう。
地球が喜ぶ使い方をするのであれば、お金を儲けることは悪いことではありません。
お金儲けに対する罪悪感は捨てても良いのです。
お金が嫌いな人はこの世にいないのかもしれませんが、潜在意識においてお金にブロックがある場合があります。
聖職者やシャーマンなど、お金に縁が遠い過去世を持つような人々に多いパターンです。
「お金は波動が低い」と思っていた方は「お金は波動が高い」に意識改革をする絶好のチャンスです。
日々の暮らしが成り立っているのはお金のおかげであると、お金に感謝してみるのも良いかもしれません。
喜びとともにお金を差し出す「寄付」という行為も自らのお金の波動をレベルアップさせる行動となります。
足元のご縁、目の前のご縁を大切に
今回の牡牛座新月では、仲間、ご縁、友人、希望などを司る11ハウスというエリアに惑星(月・水星・金星・天王星)が集まっています。天体が集まるということは、ハウスの持つ意味が強調されるということになります。
また、月・水星・金星は社会というよりは個人的な部分に影響が強い惑星なので、仲間やグループと言っても、より身近なご縁、家族や親族、親友などにフォーカスが当たりやすくなります。
牡牛座もまた、地縁、つまり家族や親戚、生家や身近な縁を象徴しますので、親しい間柄のご縁を大切にすることを促されるでしょう。今は遠くのご縁よりも身近なご縁に目を向けるタイミングです。
自らの発展、飛躍のためには足元を整えることが肝心です。足元のご縁という意味では、氏神様や産土神社へのお参り、先祖供養も忘れずに。
肉体のメンテナンスにも気を配りましょう
物質である肉体も牡牛座の範疇に入ります。
五感が冴え渡る時なので、いつも以上に肉体の声に耳を傾けてみましょう。不調和を感じたら、すぐにメンテナンスを行いましょう。
不調和があるかどうかは、自分自身の身体感覚を信じてみましょう。
その上で、メンテナンスについては他者に委ねてもオッケーです。もちろん出来うる自己メンテナンスも行いましょう。
正しい生活習慣、体調管理、食生活、ボディメンテナンスを行うことで、肉体という基盤がしっかりとして金運や仕事運といった面も改善されます。
肉体に問いかけてみよう
今後の進路や方向性について、また、何かに迷いがある時には肉体に問いかけてみる方法があります。
身体感覚を研ぎ澄ませて、肉体や臓器や細胞がどう反応するかを感じてみると、自分がやりたいことなのか?喜ぶことなのか?好きなことなのかがわかるものです。肉体がOKを出しているのか?出していないのか?それが答えです。
明確にわからなくても、こんな感じかな~?という感覚をしっかりとキャッチしてくださいね。自分自身との対話はこんな形でもできるのです。
自分の心や意識というものは肉体に直結しています。肉体がOKを出していれば、心もOKを出している訳です。
牡牛座の守護神は“愛と美の女神”ヴィーナス
天秤座の守護神と同様に、牡牛座の守護神もヴィーナスです。
ヴィーナスは美しいもの、愛、優美、感性などのパワーを運んでくれます。
植物のパワーと良い香りに包まれるアロマテラピーやアロマトリートメント、エステなどで豊かな時間を過ごすこともお奨めの行動です。ヴィーナスはローズやゼラニウムなど優雅な花の香りがお好きなようです。芳しいアロマの香りに包まれて新月のお願い事をしてみても良いですね。
また、自然との一体感を得ることも牡牛座的な過ごし方です。春の花々が咲き誇るこの季節です。花や植物を愛でる旅に出て自らの感性に栄養を与えて、リフレッシュ。五月病も吹っ飛びますね。
新月には願い事の宣言を!
新月を迎えた時間から48時間以内(最強は8時間以内)に願い事や目標を、自筆で紙に書いておくと叶いやすいといわれています。願い事の数は2つから10個までが妥当。「私は〇〇〇を達成しました。」のように、既に叶った時の形の肯定文で書くとよいそうです。
5月5日の新月は07:45に迎えます。皆さんもぜひ、8時間以内に願い事を書いてみてください。
8時間以内となると5月5日の15:44までです。
8時間以内に間に合わなかった場合は48時間以内でも大丈夫です。
その場合は、ボイドタイム(5月6日の0:11~12:41)は避けましょう。
ボイドタイム(VOID TIME)とは惑星のエネルギーを遮断してしまう時間帯のことです。
5月5日 牡牛座新月からのメッセージ
真(まこと)の豊かさを得るには地に足がついた行いが重要です。
自らの健全な肉体があってこその豊かさです。
肉体を労わり、ねぎらい、休息を与え、そして感謝をしましょう。
肉親や近親者、仲間への愛が、あなたのこれからの人生をより豊かなものにするでしょう。