8月30日 19:38頃に乙女座の位置で新月が起こります
ブラックムーン~8月1日に続き2回目の新月です~隠れていた潜在意識が明るみになりやすい
ひと月の中で新月が2回起こる場合の、2回目の新月を「ブラックムーン」と呼びます。ブラックムーンはおおよそ3年に1回起こる珍しい現象です。
新月はモノゴトのスタート、誕生、始動を意味し、目標を設定したり、新しいことを始めるのに絶好のタイミングとなります。
ブラックムーンは2回目の新月。
新月のエネルギーがさらに強調されるので・・・
「無から有へ」「マイナスからプラスへ」「底から這いあがる」「リセット・再起動」「蘇る・再生」といった大逆転のパワーがみなぎります。リスタートには絶好のタイミングとなります。
ブラックムーンのブラックは「新月=月が隠れる=闇=黒」の「黒」が強調されて命名されたのでしょうか??「隠れていた月」のパワーが強調されるので、隠されていた潜在意識が明るみになりやすい・・・とも考えられます。
因みに満月がひと月に2回起こる場合の、2回目の満月は「ブルームーン」と呼ばれます。
乙女座を守護する星は「水星」~知性と知力を駆使して柔軟に軌道修正を!!
乙女座(水星)は、「地」のエレメント(元素)を持っており、「陰性」のエネルギーに属する『女性星座』で「柔軟宮」に区分されます。
水星の示す象意
知力、知性、情報、伝達、コミュニケーション、言葉、会話、社交、交通網、ネットワーク、通信、文筆、柔軟性、思考力、移動(旅)、神経、友人、兄弟姉妹など。
8月29日には「水星」がナチュラルハウス(本拠地)である乙女座に移ってきました。水星は乙女座の守護惑星なので、水星は自らのポジションで活き活きとそのパワーを発揮することになります。
乙女座には主要な5天体が集結《月・太陽・水星・金星・火星》
現実面での乙女座の影響が強くなります
乙女座には 月、太陽、水星、金星、火星の5天体が8月30日~31日の2日間、大集結します!!!
月はその後移動しますが、9月1日~14までの期間は、太陽、水星、金星、火星が乙女座に滞在します。
これが何を意味するかというと、次の満月(9月14日)までの期間は、乙女座的エネルギーが大強調されるということになります。
しかも、水星、金星、火星は比較的地球に近いポジションにあるため、現実面での影響が大変強く表れてきます。
現実面とは、仕事、お金、健康、人間関係、家族、異性・・・など。
乙女座エネルギーの特徴は⇒整理整頓・浄化・調整・メンテナンス・軌道修正
乙女座のキーワード⇒理性的、客観的、知性的、頭脳明晰、緻密、勤勉、分析、几帳面、生真面目、節度、気配り、正義感、潔癖、デリケート、折り目正しい、実務、浄化(特に肉体・物質面)、計画的、現実的、調整、奉仕・・・など。
乙女座は「地」のエレメントを持つことから現実的、保守的、肉体にフォーカスが当たり、「女性星座」であるので協調性、保守的、奉仕、節度が備わっており、「柔軟宮」なので、調整、軌道修正を柔軟にこなすパワーを持ちます。
乙女座なので・・・「女性性」というキーワードも見逃せません。女性的な優しさや穏やかさ、受容性、包容力などのエネルギーを得て、女性性のバランスを調整する良いタイミングです。
チャクラでは第1チャクラ(会陰)と第4チャクラ(ハート)の調整がテーマとなります。
働き方と健康が大テーマです
第6ハウスで起こる新月です
第6ハウスの意味するもの⇒労働、働き方、勤務、職場、奉仕、献身、健康管理、自己管理、生活習慣、健康など
1つ手前の第5ハウス(獅子座のナチュラルハウス)のテーマは「モノゴトの中心になって輝き、楽しむ」でした。
その次の第6ハウス(乙女座のナチュラルハウス)では、その反省も踏まえて、謙虚さやつつましさ、社会に順応できる規律などを身に着けます。次の第7ハウス(天秤座のナチュラルハウス)では、より広い社会での調和やバランスがテーマとなります。
社会で求められる自分になるための“調整”のハウス
第6ハウスは社会の中で自分の役割を果たすために、最終的な「自分作りの仕上げ」をするハウスです。
自分作りが仕上がったあとは、「奉仕・献身」に意識を向け、社会の中で本格的に他者と関わりを持つための練習を行い、他者の要求に応える準備をします。奉仕も献身も他者から求められる行為という意味を持ちます。
社会での自己実現のために、働き方・生活習慣・健康管理の見直しを!
乙女座(第6ハウス)新月のテーマ
第1ハウス~第6ハウスはどちらかというと「個人=個」にフォーカスが当たるハウスで、個人的な成長を育むハウスです。また、第7ハウス~第12ハウスは「社会=集団」にフォーカスが当たるハウスで、社会性の成長を育むハウスです。
第6ハウスでは、今まで得た知識と経験を元に、自分自身の現状を客観的に自己分析した上で、これから旅立つ集団という社会に向けての準備をします。12星座の6番目の星座なので、後半へと繋ぐために前半を仕上げるハウスでもあります。
社会という全体の中の自分がこのままで良いのかを現実的に、そして客観的に分析し、必要な改善を図り、軌道修正を行うことがテーマとなります。
とりわけ、労働や雇用、そして、生活習慣や健康管理といった側面での軌道修正を促されることになります。
この新月を期に、自らの労働の在り方、生活習慣やライフサイクルを見直し、そして健康維持のための自己管理をしっかりと行っていくと良いでしょう。
乙女座は健康面では、消化器(胃・腸・膵臓・肝臓など)と神経系との関わりが深いので、これらの健康面に不具合や好転反応が出やすくなります。不具合が出た場合には、その原因に気付き、修正をはかりましょう。
見直し&修正のポイントは・・・?
・現状の働き方でいいのか?
・現在の雇用のされ方でいいのか?
・現状の職場環境で良いのか?
・生活習慣で見直すポイントはないか?
・一日24時間の時間の使い方はこれでいいのか?
・今一度、健康管理の見直しは必要ないのか?
・食生活の見直しは必要ないのか?
原点に戻り、本来あるべき場所で本領発揮しよう!
乙女座新月が起こる8月30日のホロスコープ上では、ナチュラルハウスと呼ばれるホームグラウンド(本拠地)に滞在している天体が4つもあります。
・乙女座ー水星
・射手座ー木星
・山羊座ー土星
・魚座ー海王星
ナチュラルハウスは、各天体が自分らしさを最大限に発揮できるハウスです。
このように、4つの天体がナチュラルハウスに収まっているということも、今回の新月の特筆すべきポイントです。
多くの天体が自分のホームグラウンドに滞在し、それぞれが活き活きと最善の役割を果たしながら、一致団結して宇宙の中で良いカタチを作っている状態です。人間世界でもこの在り方を見習いたいものです。
ナチュラルハウスは本来あるべき場所なので、私たちの人間世界でも、「自分らしさ」「自分の役割」「自分の個性」「自分の原点」に意識が向きやすくなるでしょう。
8月30日のホロスコープでは、東の地平線を表わす「アセンダント」が牡羊座(第1番目の星座、スタートの星座)です。アセンダントは、本来自分自身が持っている資質や生まれ持っての個性などを表します。
この新月は本来の自分に回帰して、自分らしさをリスタートさせる絶好のタイミングです。
適材適所で、それぞれが実力を発揮する。そして、皆で共鳴し合い、ハーモニーを奏でる。
“個”が活きることで全体が活きることになります。
新月には願い事の宣言を!
新月を迎えた時間から48時間以内(最強は8時間以内)に願い事や目標を、自筆で紙に書いておくと叶いやすいといわれています。願い事の数は2つから10個までが妥当。「私は〇〇〇を達成しました。」のように、既に叶った時の形の肯定文で書くとよいそうです。
8月30日の新月は19:38に迎えます。皆さんもぜひ、8時間以内に願い事を書いてみてください。
8時間以内となると8月31日の03:37までです。
8時間以内に間に合わなかった場合は48時間以内でも大丈夫です。
その場合は、ボイドタイム(8月31日17:47〜9月1日08:09)は避けましょう。
ボイドタイム(VOID TIME)とは惑星のエネルギーを遮断してしまう時間帯のことです。
8月30日 乙女座新月からのメッセージ
大切なことはシンプルになること。
本来の素直な存在に立ち返ること。
あなた本来の立ち位置に立つこと。
それがあなたにとって最も楽な在り方。
あなたが最も輝く場所へと舵を取ろう!
取り繕っている姿や委縮している心は心身を疲弊させてしまいます。
どんな人でも・・・鎧を脱げば、優しいあなたがそこにいる。
本当はみんな優しくなりたいんだよね。。。
最後まで、当コラムお読み頂き、ありがとうございます。