2020年2月24日魚座5度での新月~サビアンシンボル「教会のバザー」を紐解く。

2020年2月24日魚座5度での新月~サビアンシンボル「教会のバザー」を紐解く。

魚座の新月は浄化力が極めて高い新月です

3月20日の春分の日に向けての最後の新月です

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2020年2月24日の0:33に魚座5度の位置で新月が起こりました。
魚座の支配星は「海王星」です。海王星は水のエレメントを持ち、非常に高い浄化力を持っており、とりわけ感情や心の浄化に大きく作用します。

春分の日は『宇宙元旦』とも呼ばれており、太陽が12星座の始まりの牡羊座に移動する占星術的新年を迎える日でもあります。

12星座の最後の星座である魚座で一年を締めくくり、牡羊座からまた新たなステージが始まります。

この新月を期に、春分の日から始まる新たなサイクルに向けての『総仕上げのための最後の大きな清め』の追い込みが始まります。

スピリチュアルな目覚めがあなたの価値を変える!

魚座「5度」の“サビアンシンボル”は『教会のバザー』

サビアンシンボルとは、占星術のホロスコープ(360度)の1度ごとに記されているシンボルのことで、象徴的な意味を持ちます。

数字「5」の持つ意味とは・・・?

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「5」は1~9までの数字の中心であり、宇宙や魂の中心を司る数字でもあります。
「5」は宇宙の中心神とリンクする神秘的なパワーを象徴する数字で、自分自身の中心=「本来の自分」「本質的な自分」を表すとも考えられます。

タロットカード(大アルカナ)における「5」のカードには「教皇」が描かれています。優しさ、慈悲、包容力を示すと共に、精神的な援助者が表れることを意味します。

陰陽道においての「五芒星」は魔除けの呪符として用いられています。
アメリカの国防総省の建物「ペンタゴン」(五角形という意味)は五角形をしています。要塞になぞらえて設計されたそうですが、外部からの侵入者や敵から身を守るという魔除けの意味も込められていたのかもしれません。

エンジェルナンバー「5」は変化の数字です。
「5」の数字を頻繁に見る時は、人生における重要な変化が訪れようとしていることを表し、自己の解放や明確なビジョンを持つことを促されています。

カバラ数秘術における「5」は、体験・成長・変化を示します。

“サビアンシンボル”「教会のバザー」の意味とは・・・?

占星術での5度は『刺激を求めて冒険する』を意味する・・・つまり「変わりたい」のですね

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安定に飽きて新しい刺激を求める。
変化への欲求があり、冒険することで自由に動きまわる。
※魚座に限らずあらゆる星座の5度に共通の意味です。

魚座5度のサビアンシンボル「教会のバザー」は、自分が飽きてしまったありきたりなものも、教会という神聖な場所でのバザーに出品してみると、神聖という付加価値が付き、新たな魅力をもった商品として生まれ変わる。ということを意味します。

魚座は『目に見えないエネルギー』を象徴する星座

それは、聖なるもの、スピリチュアル、直観力、愛、ヒーリング(癒し)、感情、心・・・など。

サビアンシンボル「教会のバザー」を深読みすると・・・?

スピリチュアルな視点で過去の自分を見てみると、新たな自分の価値を見出すことができます。

スピリチュアルな視点で過去のネガティブな思い出やトラウマを見てみると、それらはあなたをもっともっと光らせるために用意された教材だったということに気が付きます。

スピリチュアルな視点で見るとは、モノゴトを表面的な部分や外観、一般的な常識や社会通念、表層的な現実だけで捉えるのではなく、モノゴトの内側にある本質的な部分を感じてみるということです。本質を見抜けるようになるためには、心静かに自らを内観し、自らの不要を削ぎ落とし、直観力を磨く必要があります。

本質的な部分には真(まこと)の真理しかありません。真理は動くことのない普遍的なことなので、愛を持って受け入れることができるのです。

目に見える現実だけを捉えるのではなく、その奥に隠れていた意味を感じることが出来れば、今までの辛い、暗い、苦しい、悲しい思い出を否定することなく受け入れられるようになるものです、あなたのネガティブな感情はポジティブな感情へと変換されます。このことを「浄化」だったり「清算」といいます。

魚座は『浄化・清算』を象徴する星座~負を受け入れ、許し、肯定する

浄化や清算とは何かを外側へ放り出したり、捨て去るということではありません。
自分の心の中で折り合いをつけて、納得して、受け入れるということです。

浄化や清算とは、嫌なことを切り捨てるということではなく、心から受け入れて感謝して、ポジティブな気持ちに昇華させること。

負のものがポジテイブに変換された状態が浄化されたということになります。

また、魔除けや邪気除けには、自らに内在する負の感情や記憶を受け入れた上で、ポジティブなものに変換するアプローチが必要となります。なぜなら、自らに内在する負のエネルギーが魔や邪を引き寄せるからです。変換が完了すれば浄化された状態になり、邪気の影響を受けなくなります。因みに不安感、罪悪感、恐怖心なども負の感情です。

変化するには、自分の殻から出ることも必要です

自分の存在価値を他者の力によって変化させる

前述のように、タロットカード(大アルカナ)「5」のカードには「教皇」が描かれていて、精神的な援助者が表れることを意味します。

自らの殻を破って変化するには、周囲からの刺激も必要です。頑固に自分流のやり方を守っていることで堂々巡りになってしまうことも多々あります。

「5」のカードには、周囲や精神的な年長者に耳を傾けることで自らを変化させて成長させるという意味が込められています。他者から何かアドバイスを貰えるような機会があれば、素直に受け取り、自らの変化に活かすようにしましょう。そこには愛ある教えがあるかもしれません。

2020年2月24日魚座新月のまとめ

新月なので、新しい何か(コト・やり方・考え方)を始めましょう!

魚座はスピリチュアリティを喚起し、クリエイティブな感性や感受性を刺激するパワーを持っています。インスピレーションやイマジネーションを働かせて、より創造的な方向に向けて舵を取りましょう。

第3ハウスで起こる新月なので、コミュニケーションや情報、通信などに大きな影響力を持っています。ポジティブな言葉を発言、発信することが内面の浄化に繋がります。

水星が逆行中(3月10日まで)なので、コミュニケーションの行き違いや通信関係、交通網などに支障が出る可能性もあります。その場合はアタフタしないで、仕方ないと受け入れて、頭を切り替えて対処しましょう。水星の逆行中は、過去の縁に意識が向きやすくなるので、懐かしい人たちとの交流があるかもしれません。また、先人(親や祖父母、ご先祖など)とのわだかまりやカルマなどに意識が向くことも想定されます。

ホロスコープ上では現実(物資面)と夢(精神的面)が攻めぐ惑星の配置になっているので、上手くバランスをとって行きましょう。

宇宙元旦(春分の日)に向けての大浄化が起こるので、様々なギクシャクが好転反応として起こり得ます。ひとつひとつの事がらに丁寧に向き合い、気付きを得てその意味が腑に落ちたら、浄化がひとつ完了します。好転反応は好転するために、正す部分を教えられている現象なので、有難く受け入れましょう。

気付きとは思考で考え抜くことではありません。大切なのは感覚的に浮かぶイメージやアイデアを信頼してみることです。それがあなたの心の奥から出てきた真の回答だからです。

「こうあるべき」「こうであるに決まっている」という自らの思い込みを緩めることで、自らを許し、他人を許すことになります。自分以外の価値観も受け入れられるようになれば、案外簡単に現状の負のスパイラルから抜け出せるものです。

過去のあなたから新しいあなたへとバージョンアップすること、それが過去を手放すことであり、マイナス感情やトラウマ・カルマの浄化にも繋がります。

新月には願い事の宣言を!

新月を迎えた時間から48時間以内(最強は8時間以内)に願い事や目標を、自筆で紙に書いておくと叶いやすいといわれています。願い事の数は2つから10個までが妥当。「私は〇〇〇を達成しました。」のように、既に叶った時の形の肯定文で書くとよいそうです。

2月24日の新月は0:33に迎えます。皆さんもぜひ、8時間以内に願い事を書いてみてください。8時間以内となると2月24日の08:32までです。

8時間以内に間に合わなかった場合は48時間以内でも大丈夫です。
その場合は、ボイドタイム(2月25日23:13~ 2月26日03:48)は避けましょう。
ボイドタイム(VOID TIME)とは惑星のエネルギーを遮断してしまう時間帯のことです。


長い文章を最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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