~5月の誕生石 エメラルド~《愛と健康を呼び込む幸運の石》

~5月の誕生石 エメラルド~《愛と健康を呼び込む幸運の石》

目次

プロローグ

こんにちは!

今月は5月の誕生石「エメラルド」についてご紹介いたします。 

神秘的な美しさと鮮やかな緑色が人々を魅了してやまないエメラルド。
世界四大宝石の一つで宝石界においてはダイヤモンドに次ぐ高いポジションを持っているとされています。
パワーストーンとしては、宇宙の叡智を秘めた高次元のエネルギーを秘めており、陰と陽双方のパワーを兼ね備えているバランスの良い石です。 

エメラルドは紀元前4,000年の頃から「永遠の春と不死」の象徴として珍重されたてきた歴史ある宝石。その後いくつもの時代を経て、現代では「愛」の象徴として多くの人々に愛されています。

ハートチャクラ(4チャクラ)に働きかける愛の石で、ヒーリング効果が高く、感情を安定したい人や永遠の愛を望む人にお勧めのストーンです。 

5月の誕生石 エメラルド

エメラルドは5月の誕生石。

エメラルドの最大の特徴はなんと言っても「エメラルドグリーン」と呼ばれる、その鮮やかで深みのある緑色。初夏の光溢れる新緑の季節を彷彿させるエメラルドが、5月の誕生石であることも頷けますね。 

エメラルドの名前の由来と背景

エメラルドの語源は、ギリシャ語の“緑色の宝石”を意味する「スマラグドス(smaragdos)」から変化して現在のエメラルド「emerald」になったと言われています。サンスクリット語では"緑色の石"を意味する「スマラカタ」と呼ばれていました。これらの言葉が「スマラルダス」という俗語に変化し、そこからさらに古代フランス語で「エスメラルド」に変化し、現代では「エメラルド」と呼ばれるようになりました。

和名では「翠玉(すいぎょく)」や「緑玉(りょくぎょく)」と呼ばれており、いずれも緑の石という意味になります。

エメラルドの歴史

エメラルドは美しい宝石としてだけではなく、富と権力や不老不死を象徴する装飾品でもありました。考古学的には、紀元前4,000年頃には既にバビロニアの人々がエメラルドを売買していたことがわかっています。

古代ギリシャのアレキサンダー大王は、戦いのときには必ず守護石として大粒のエメラルドを身に着けて勝利を得ていたとされており、ナポレオンもまたエメラルドのパワーの信奉者でありました。 

古代エジプトの女王クレオパトラも、エメラルドの魅力に魅了されたひとり。「クレオパトラ鉱山」と呼ばれる自らの名前を付けたエメラルドの鉱山を持つほど愛着を持っていたとされています。 

古代エジプト人はエメラルドを「不老・不死の石」として信じており、エメラルドに永遠の若さを意味する模様を掘り、死者とともに埋葬したとも伝えられております。 

ユダヤ教では「聖なる石」、カトリックでは「法王石」と呼ばれ尊ばれて来ました。
中世ヨーロッパのキリスト教では、エメラルドは純潔や善良な心の象徴として扱われており、カトリックのバチカン教皇の冠は美しいエメラルドで飾られていたそうです。 

エメラルドの石言葉

エメラルドの石言葉は「幸福」「幸運」「愛」「希望」「よろこび」など。

幸福な愛をもたらす石として、結婚55周年のエメラルド婚式を記念する宝石としても知られています。2018年に公開された「クレイジーリッチ」という映画の中では、エメラルドを持ってプロポーズをするシーンがあり、愛の象徴として描かれておりました。 

エメラルドは「永遠の愛」を象徴する石としての人気が高く、世界ではエメラルドを婚約指環に選ぶ人も多いそうです。日本でもダイヤモンドの脇にエメラルドをあしらったり、リングの内側にエメラルドをはめ込んだデザインの婚約指輪も人気があるとか。



プロポーズしたい時や恋愛を成就させたい時、末永く夫婦円満を望む人などに、愛を誓う石としてエメラルドはお勧めです。あなたも愛を誓う宝石として、大切なパートナーに贈ってみてはいかがでしょうか。

因みに、緑色は陰と陽を兼ね備えた色なので、エメラルドリングの地金にはプラチナ(陰色)、ゴールド(陽色)どちらを選んでも良き相性です。 

エメラルドの色の種類

エメラルドの主な色は「エメラルドグリーン」と呼ばれる、鮮やかで深みのある緑色です。エメラルドはクロムやバナジウムが含まれることで緑色に発色します。



エメラルドは鉱物学的には「ベリル」の一種です。
ベリル種に属する主な宝石は8種類あり、宝石の色によって名前が変わります。

エメラルド(グリーン)
アクアマリン(ブルー)
モルガナイト(ピンク)
ヘリオドール イエローベリル(イエロー)
レッドベリル(レッド)
ゴールデンベリル(ゴールド)
◇ゴーシェナイト(無色) 

エメラルドの作用・効果



《心身の癒し》

ヒーリング作用が高く、心身のリフレッシュとリラックスを促します。 

《愛・心・精神安定》

4チャクラ(ハートチャクラ 胸)に作用し、愛や心に関することに作用します。愛のパワーが非常に高い石なので、恋愛成就や幸福な結婚のお守りに最適。精神安定や心の栄養補給にもお勧めです。

日ごろから気分が安定しない人やマイナス思考、自己否定に陥りがちな人にもエメラルドが力を貸してくれるでしょう。

《思考力・直観力・目の疲労緩和》

6チャクラ(サードアイ / 眉間)に作用し、思考力、記憶力、直観力を高めます。エメラルドの緑色は目の疲労にも効果的。スマートフォンやPCワークなどで目の奥や頭の中の重たい疲労感を感じた時には、エメラルドを当ててみましょう。

6チャクラが活性化すると視界が開けて見えるようになり、目に輝きが増すことがあるため、エメラルドは瞳を美しくする石とも言われています。

《陰陽バランス》
エメラルドは陰陽を兼ね備えている石。天と地、スピリチュアルと現実、肉体と精神、男性性と女性性など、持ち主のあらゆる陰陽バランスを安定させる架け橋となります。 

《グラウンディング》 
第0チャクラ(足裏から下)に作用し、グラウンディング力を高めます。

人生の転機には力を与え、たとえ困難や障害に対峙しても、乗り越える精神力と目的を達成するための勇気や行動力をもたらし、ステップアップをサポートします。

エメラルドグリーンはマザーアース(母なる大地)の色でもあり、地球のハートチャクラや自然界の樹木と繋ぐカラーでもあります。そのため、グラウンディングを安定させるパワーにも優れています。 

エメラルドが第0チャクラに対応するもうひとつの理由。それは、エメラルドには珪素が含まれていることです。地殻を構成する元素の中で酸素 / O49.5%)に次いで多い元素が珪素 / Si25.8%)です。そのため、珪素を含有する鉱物は地球と繋ぐ力が高くなり、第0チャクラ(足裏)にも有効となるようです。

※エメラルドは,珪素 / Si,ベリリウム / Be,アルミニウム / Al、などの元素を含み,微量のクロム / Cr やバナジウム / V によって緑色に発色します。

エメラルドの産地

エメラルドの主な産地としてはコロンビア、ザンビア、ブラジル、ジンバブエなど。
南米やアフリカを中心に世界の6大陸から産出します。特にコロンビア産のものは、深い緑色をした曇りのない格別に美しいエメラルドの最高級品として人気があり、産出量としても世界シェアの約50%を占めます。

エメラルドの希少性

エメラルドの流通量はダイヤモンドの1/20程度しかなく、高品質のエメラルドはますます希少性が高くなって来ています。

西洋のことわざで「傷一つないエメラルドを得ることは、欠点のない人間を探すより難しい」と言われるほど天然のエメラルドにはひび割れなどが多く生じており、原石には内包物を含むものが多く見られます。また、エメラルドは「職人泣かせの石」とも言われるほど非常に脆く、加工が大変難しく、宝石として美しく高品質のエメラルドは非常に価値の高いものとなっています。

エメラルドに対応しているチャクラ

エメラルドは、第0、第4、第6チャクラに対応しています。 

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エメラルドの浄化/お手入れ方法

浄化・お手入れ法

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エメラルドは「モース硬度」が7.5~8で宝石としては十分な硬度がありますが、熱や衝撃には弱いストーンです。 エメラルドのアクセサリーはスポーツや入浴、家事などの際には意識して外すようにしましょう。

セージやクリスタルチューナーでの浄化は非常に強力であらゆる石に適しているので、パワーストーンを入手したら持っておくと便利です。

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鉱物データ

英名   Emerald
和名   翠玉(すいぎょく)」/ 緑玉(りょくぎょく)  
分類   珪酸塩鉱物
化学式   Be3Al2Si6O18
  緑色
モース硬度   7.5~8
石言葉   幸福、幸運、愛、希望、よろこび、など
主な産地   コロンビア、ザンビア、ブラジル、ジンバブエなど

エピローグ

5月の誕生石・エメラルドはいかがでしたでしょうか?

エメラルドは、心を癒し鎮める働きや自然治癒力を促すパワーに優れているため、肉体も精神も安定した健康的な日々を送るための良きサポーターとなります。また、人生の転機にも大きな力となってくれる石です。素晴らしい人生を歩むための導き手として、持ち主を一層輝かせてくれるでしょう。 

新緑の5月。自然のパワーを取り込むとともに、エメラルドのエネルギーも取り入れて人生も仕事も恋愛も好転させて参りましょう。

次回の誕生石は、6月・パール(真珠)です!お楽しみに。 

オススメのエメラルドはこちら

宝石のエメラルドはかなり高額ではありますが、エメラルドの原石を利用したパワーストーンは透明感はありませんが、同等のパワーを持っており比較的安価で入手できます。 

エメラルドの商品はこちらから  

誕生石一覧表 

1月

ガーネット

2月

アメジスト クリソベリル・キャッツ・アイ

3月

アクアマリン サンゴ ブラッドストーン アイオライト

4月

ダイヤモンド 水晶 モルガナイト

5月

エメラルド ジェイダイト(ヒスイ)

6月

真珠(淡水パール)  ムーンストーン アレキサンドライト

7月

ルビー スフェーン

8月

ペリドット サードオニックス スピネル

9月

サファイア クンツァイト

10月

オパール トルマリン

11月

トパーズ シトリン

12月

トルコ石(ターコイズ) ラピスラズリ タンザナイト ジルコン

一般社団法人日本ジュエリー協会によって2021年12月20日に誕生石の改訂が行われたため、新しい石が各誕生石に加わっています。月によっては複数の誕生石が存在する月もあります。全種類を集めてみても良いですし、感性に従ってご自身に合いそうな石だけを揃えてみても良いでしょう。

誕生石は生涯を通じてご自分と縁があり、守護してくれる宝石です。一度ご自身の誕生石が象徴する意味をチェックしてみて、お守りとして身に着けてみてはいかがでしょうか。

石のパワーや働きは古来より伝承される「いわれ」であり、その効果を100%保証できるものではありません。
石に力を貸して貰いながら、自分自身が「こうなりたい」と強く思う「意志」が希望を引き寄せる大きな力となります。 大切なのは「石」と自分の「意志」とのコラボレーションであると考えます。
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