人間には縦軸と横軸があります。
縦軸は垂直ライン、横軸は水平ラインです。
水平ラインを保つことを「グラウンディング」といいます。
地(ground)に足をしっかりとつけて、重心が安定したぐらつかない状態です。
マザーアースは人間に優しい
地球は「マザーアース(Mother Earth)」とも呼ばれ、「母」を象徴します。天は「父」、地は「母」です。赤ちゃんは母親が近くにいなくなると、不安になって泣いてしまいます。しか し、母親が戻ってきて赤ちゃんを抱くと安心して泣き止みますね。私たちは地球の子供みたいなもの。人間も母なる地球にしっかりと抱かれていると、肉体も精神も安心して暮らしていくことができるのです。大地(ground)としっかり繋がって、地球からのエネルギーを充分に受け取って、ぐらつかない事・・・ これが「グラウンディング(grounding)」です。いわゆる「地に足がついた」状態です。
第1チャクラはグラウンディングのための「ベース(基盤)」となるチャクラ
人類の住家は「地球」です。第1チャクラは地球人として無視できない「重要」なチャクラです。第1チャクラは会陰(生殖器と肛門の間)に位置し、「ベースチャクラ」または「ルート(根)チャクラ」とも呼ばれます。このチャクラは「赤色」によって活性化され、生命の根底(生命力)を象徴します。人間の嗅覚を司り、危険を嗅ぎ取る本能をもたらします。「地」の性質を持ち、「地に足をつける事」「地球に根を張る事」が主要な働きです。樹木や植物が地球に根を張って生命を維持しているのと同じように、人間も地球に根を張って、地球からのエネルギーを身体に取り入れて生命を維持する必要があります。植物は土から抜かれて、根が地と繋がらなくなると枯れてしまいますね。人間も同じです。
主要な7つのチャクラは脊椎の根底から頭部を貫く垂直線の上に位置しておりますが、第1チャクラは7つのチャクラの第1番目にあたります。大地のエネルギーは足の裏から脚部を通じて上昇し、第1チャクラを基点に、脊椎(背骨)に沿って上昇します。この時、人体に取り込まれたエネルギーは神経系や内分泌腺にシグナルを出し、心身を整え、また同時に、「氣」(生命エネルギー)として心身を活性化することで生命力や自然治癒力の向上を促します。大地のエネルギーが全てのチャクラを通じて体内に充分に巡らないと、心身にアンバランスを生むことになってしまいます。
第1チャクラのキーワード: サバイバル(survival) 生存するための基盤
第1チャクラの役割
- 強い生命力(肉体の健康)
- 現実社会をしっかり生きる強い意志 目標や夢を具現化する
- 「今ここにいる」という意識(逃避しない)
現実社会を直視できる自分と向き合える -
精神的な安定
第1チャクラの働き①
「大地」のエネルギーを吸い上げて、生命力・活力・自然治癒力をサポートし、人間の健康を維持する。そのほか、他のチャクラが処理できない「氣の汚れ」を脚と足を通じて大地に戻して、地球にアースする働きも重要。第1チャクラが強力だと健康な肉体を保つことができます。また、生存(サバイバル)のために必要な本能「食欲・金銭欲・物質欲・性欲」のバランスを取る。
第1チャクラの働き②
集中力や根気を養い、あきらめない、くじけない、どうでもいいと思わない、人生に対しての責任が持てる。存在意義がわかる。忙しさや逆境、変化の中にいても自分を見失ってしまうことなく、自分自身をコントロールすることができる。
第1チャクラの働き③
さまざまな困難な出来事から逃避しないで、自ら解決できる。強いストレスや周囲の人たちとの摩擦や人間関係のギクシャクを感じた時に、逃げずに冷静に落ち着いて判断、行動できる。
第1チャクラの働き④
エネルギー的に地球としっかり繋がっていると、身近なグループ(家族や地域、学校、会社など)と自分との適切な関わりを保つことができる。地球や家族との一体感が得られ、安全であるという安心感が生まれる。心は落ち着き安定し、恐怖心や不安感が取り除かれ、穏やかな心情で喜びとともに、情熱を持って楽しく過ごすことができる。
第1チャクラのバランスが乱れた場合の心身における影響
・気力がわかない
・生殖器や肛門の不調
・脚や足の不調
・漠然とした寂しさや不安感
・現実的な部分(仕事、お金、性的な事)が苦手
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第1チャクラの機能が弱まると
→下半身のエネルギーが希薄 肉体から魂が浮いているような感覚 人生に対して無責任
何事に対してもやる気が起こらない。ものごとが続かない。情熱がわかない。目標や願望が希薄である。金運がない。周囲からのマイナスの影響を受けやすくなる。精神的に不安になる。落ち着かない。ぼーっとして心ここにあらず。性的なことに対する興味の希薄や拒絶。人を信頼できない。嫌いというわけではないの に、家族や地域社会、自らが属するグループと密接な関係を持つのが苦手。
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第1チャクラの機能が極端に弱ってしまうと
→自己破壊的
自分が何のために生きているかわからない。通常の生活自体が億劫になる。各種依存症(アルコール、仕事中毒、買物、ギャンブルなど)。人が怖い。
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第1チャクラが過剰に活動し過ぎると
→物質や自己に対する執着
過剰な物質的欲望(食欲・金銭欲・物質欲・性欲・名誉欲など)。自分に対する少しの挑発や非難に対して激怒する。自らの属するグループ(家族、地元、団体など)に必要以上に捉われる(身内第一主義)。頑固で融通がきかない。自らの容姿や外見に対して極端に気にする(整形手術を繰りかえす)。
※特定のチャクラが過剰に活動しているということは、そのチャクラが記憶している過去世のカルマが深刻であったことの現れであると考えられている。
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第1チャクラのバランスが良い状態に整うと
地球としっかり繋がって、地球人として地球に馴染んで、気力も充実し、しっかりと力強く生きて行くことができる。肉体が健康で、仕事、お金、異性との関係など、物質的な側面も充実を得る。危険を嗅ぎわけ、安全に暮らして行ける。家族や近隣とのバランスの良い距離間、良き関係が保てる。自らの存在に責任が持てる。恐怖心をおぼえることなく、精神状態が安定して過ごすことができる。困難な事態には冷静かつ的確な判断で対処できる。願いや望みを現実化する力が備わり、「人生は楽しい」と思うことができる。自らの才能を充分に発揮できる。気力や根気が増し、勝負に勝てるようになる。自ら決意したことを全うできる。
第1チャクラを調整する色は「赤色」です
赤色のパワーストーンがおすすめです
グラウンディングにはオレンジ色のパワーストーンも有効です
第2チャクラ(腹/下腹部)の調整もグラウンディングには必要です。
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グラウンディングには黒や茶色のパワーストーンも有効です
第0チャクラ(足裏)の調整もグラウンディングには必要です。
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※含有されている元素によっては、その他の色のものが作用することもあります。