古代の日本では「鏡」は太陽の象徴であるとともに、神様の象徴でもありました。
鏡は神様(天照大神)の象徴

日本神道においての最高神は太陽神である天照大神(アマテラスオオカミ)です。人々に恩恵をもたらしてくれる最高神です。
神道では太陽を象徴する「鏡」を、神様のご神体として神社の本殿にお祀りするようになりました。
鏡を神様が寄り付く、依代(よりしろ)と考えたからです。
因みに依代とは、神様の寄りつく媒体となる物体のことを差します。
榊(さかき)も依代のひとつです。
鏡は人間の内なる神を映し出すものでもあります
現代では、神社参拝の折に自分自身の外側の神様にお願い事をする人が多くなっていますが、日本の古神道においての神社参拝は、自らの内なる神様に感謝するための儀式であったそうです。
運気UPのためにも、ぜひ「鏡」のお掃除を・・・。

鏡のお掃除は、風水においても開運アクションとされています。
キレイにお掃除された汚れのない鏡は、邪気を払い、幸運を引き寄せるラッキーアイテムになります。
魂の進化を遂げたいと願っている人は、外側の神様にばかり気をとられていないで、自分自身の内なる神様の目覚めのためにも「鏡」のお掃除を心がけてみましょう。
運気を上げるためには、まずは断舎離から、そして自宅のお掃除からといわれていますが、自らのエネルギーレベルを上げるためにも家の片づけとお掃除が必要です。それができない人は、まだご自身の中に混乱や淀みがある証拠です。
因みに健康運を上げるには「トイレのお掃除」が良いそうです。
何事も足元から固めることが肝心です。自宅や持ち物のお掃除も例外ではありません。
なので、内なる神が曇らないように、鏡もピカピカに磨きましょう。
2020年のお正月は、ピカピカの鏡とともに迎えたいものですね
キレイな鏡に映る自分自身の姿を見ることは、この上なく清々しいものである筈です。
きっと背筋が正される感じがすることでしょう。
この記事はコラム「あなたの家の鏡はキレイに磨かれていますか・・・?」(2018年12月27日執筆)からの抜粋記事です。⇒オリジナルの記事はコチラから