惑星逆行が激しい。だから個人個人も世の中も大変。

惑星逆行が激しい。だから個人個人も世の中も大変。

2018年は惑星逆行が非常に多い年です

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惑星の動きには、太陽に対して各惑星が反時計周りに運行する「順行」と、その逆に運行しているかのように見える「逆行」の2つのパターンがあります。

惑星逆行は天体では常に起こっている現象で、珍しいことではありませんが、
2018年の3/9から12/7までの間は、水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の各惑星が、入り乱れて激しく逆行しています。(*冥王星は準惑星)

7月26日から8月8日までは、水星・火星・土星・海王星・冥王星の5惑星が逆行。
8月8日から8月19日までは、上記5惑星に天王星が加わり、6惑星が逆行します。

7月~8月は2018年の中でも、最も惑星逆行が多く重なる時期となります

いくつもの惑星の逆行が重なる時期は、特に混乱が起こりやすいとされています。
例えて言うならば、高速道路を逆走する車が順送する車に入り乱れて走っているような状態です。
それぞれの惑星が本来のエネルギーをスムーズに発揮できず、地球上においても、人々の暮らしの中においても、様々な困難が生じる状況に陥ります。こんな筈ではないのだけど・・・というような事態があれこれと起こります。
本日(7/28)も台風12号が未だかつてない、東から西へという異例の進路をとっていると報道されています。先日観測された、都内での40℃超えも観測史上始まって以来初めて。。。

それは何を意味するかというと・・・

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さまざまな困難が生じることで、今まで生きてきた人生の見直しを、洗いざらいさせられることになります。今まで見て見ぬふりをしてきたコトや面倒で触れて来なかったコト、後回しにして来たコトなどと、これでもかというほど、向き合わざる得ない状況を突きつけられるでしょう。
しかし、見方を変えると、その都度その都度の見直しをひとつひとつ丁寧に行うことを、天体がサポートしてくれるということなので悪い話ではありません。不用品回収業者が、家中の不要物を片付けなさいと、何度も何度も営業の電話をかけてきてくれて、結果的に家中がきれいに片付いていく感じでしょうか?

なので、この7月~8月はひとりひとりの人生において、特に大きな意味を持つ時期となります。

では、この時期をどのように過ごすと良いのでしょうか?

それは⇒過去の見直し・清算・反省・復習・再認識・再構築

惑星が逆行している期間には『過去』に焦点があたりやすくなります。

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順行は前に進みますが、逆行は過去に進みます。

自らの視点が過去にフォーカスされることが多くなり、過去の清算を余儀なくされることになります。過去を思い出したり、振り返ったり、反省したりする局面に遭遇しやすくなります。また、過去や古い時代からの『素晴らしい習慣や行い、考え方』は未来に適合するカタチにバージョンアップすると良いですね。

『過去』に引っ張られるので、何事も順調に前進しなくなります

予定していたことの延期、中止、修正、やり直しなどが出やすくなります。
でも、それで良いのです。
逆行の期間は、個人個人や社会がこれから順調に前に進むための「軌道修正」の時だからです。

何事も後ろに引っ張られるからこそ、前に大きく飛躍することができます。
弓矢の原理です。
ボールを遠くに投げようとする時には、手にボールを持って、まずは腕を後ろに引いてから腕を思い切り前に伸ばしますね。後ろに引っ張り、はずみをつけた方がよりボールが飛ぶ距離が延びます。

いわゆる「好転反応」も同じ理屈です。一見悪化に見える現象や症状が出ることで、解毒や解放が起こり、その後に大きく好転していきます。

明るい未来創りのための足固めを!

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逆行の時期もこれらと同じ原理なので、無理やり前に進もうとはせずに、過去を振り返り、充分な見直しをし、未来に向けてのエネルギーをしっかりと溜め込むことで未来が飛躍的に明るいものになります。

コトが思うように進まなくても焦らずに、今までの過去の見直しをして、未来に向けての目的や自分が進むべき方向性を定めて、しっかりとした足固めをしましょう。

本来の自分とのズレや無理があったり、無駄な骨折りや遠回りが多いと感じたならば、それらを修正して、自分らしい未来にむけて着実な準備をしましょう。

コラム「2018年《戊戌(つちのえ いぬ)》の年はどんな一年になるのでしょうか?」に記載の通り、
2018年は「大きな変化が起こる激動の年・・・次なる再生のための大改革の一年」です。

過去の自分を見直して、自ら変化を起こし、次なる再生のために大改革を起こす・・・
いずれにしてもこれが大テーマとなります。
来年以降に向けて、後半の5か月間もしっかりと自分と向き合いながら過ごして行きたいものです。

*惑星は皆、同じ方向に進行している筈なのに、どうして「惑星逆行」という考え方があるのかは、不思議ですよね。
コラム記事「そもそも惑星逆行とは何でしょう?」はこちらから

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