獅子座を運行中の火星は、6月27日から逆行しており、8月27日に順行に戻ります
火星の逆行期間 : 2018年6月27日〜2018年8月27日
起こる星座 : 水瓶座(6/27~8/12)山羊座(8/13~8/27)
火星は6月27日から水瓶座で逆行を始めています。8月13日には逆行のまま山羊座に戻り、8月27日に順行となります。
火星は火のような「パワー」を象徴し、行動力・実行力・積極性・エネルギッシュ・闘争心・情熱・やる気・攻撃性・紛争・戦い・勝利・スポーツ、勝負事などを司ります。
また、火星は火の性質を持ち、「陽=男性性」のエネルギーを持っています。
火星の逆行運動が起こることで、本来の軌道から逆に進んでいるようなエネルギー状態となり、火星が象徴する事象になんらかの障害が出やすくなります。
数ある惑星の中で、逆行の頻度が最も少ないのが火星であることから、火星逆行の期間は注目すべき期間となります。
火星は地球に近い惑星なので、個人レベルへの影響が強く現れます。
現在、火星は地球に非常に接近しているため、その影響力は大きく、さらに、火星の逆行期間には、様々な困難が浮上しますので、慎重かつ冷静な判断と行動が必須となります。
火星の逆行が順行に戻る8月27日までは、様々な混乱や障害が出やすく、気の迷いも多くなりますので、新しいプロジェクトを開始するなどの思い切った行動や決断は控えた方が無難でしょう。
火星逆行中に起こりうる現象
・積極的なエネルギーを象徴する火星が逆行するので、「パワー不足」になる
・行動力や実行力がにぶる
・決断力がにぶる
・やる気や情熱がおきない
・思う通りに物事が進まないので、焦りや焦燥感がつのる
・勝負事やスポーツなどで勝てない
・モチベーションが上がらない
・自己嫌悪に陥る
・目的とは違う方向にエネルギーを使ってしまう(無駄骨)
・前に前進できない
・自立し辛くなり、依存的になる
・夏の酷暑が拍車をかけ、体力を消耗し、気力も失せてきます
火星逆行中の対応策としては
・今はこのような現象が起こって然るべきと、何事に対しても焦らずに落ちついて、慎重に対応する
・火星の持つ「情熱やパワー」を溜める充電期間にあてる
・思い通りにコトが運ばなくても焦ったり、イライラせずにのんびりと構える
・現状を悲観しないで、天体の流れと同調できている自分のことを素直に「凄い!」と思う
・来年以降の未来に向けての“目的意識”をしっかり持つ
・ゴール地点を強く意識した上で、これからの身の振り方を考える
・主張するよりは受け入れる
・周囲の意見に耳を傾ける
・身体を動かす、スポーツをすることでエネルギーを発散する
・肉体のメンテナンスやダイエット、肉体改造にチャレンジ
逆行中なので、過去に焦点があたります
逆行している時は過去に焦点があたる=過去の見直し・清算・点検・復習・再認識をする絶好のチャンスです。
・過去を振り返って、これからの未来にそぐわないあらゆるコトを洗い出し、反省、補正、修正に励みましょう。
・過去から続いている修正できていない「悪習慣」を、このタイミングに正しましょう。
・過去から引きずっているトラウマの解消にはもってこいの期間になります。
・肉体の健康を見直す良いタイミングなので、改めて健康作り(食生活・運動・睡眠・ストレス解消等)について検証してみましょう。
・これから訪れる未来での自己実現、社会の中で自分らしく生きるコトを目標に掲げて、将来に向けての確固たる計画を立てる時です。
男性性を象徴する火星が逆行するので・・・男性性が低次元化してしまいます。
火星の象意の悪い面が明るみになってしまいます。
例えば、こんなコトです、
・ストレスを他人や周囲にぶちまけてしまう。
・怒りが我慢できなくなり、暴言を吐いたり、きれてしまう。
・権威や権力を誤って使用していたツケが来る。
・暴力的になる。
・パワハラ、セクハラ問題が浮上する。
・性犯罪が増える。
このようなコトが起こらないようにするためには、自らの男性性を『高次元の男性性』にチューンナップする必要があります。
高次元の男性性は、目標に向かって前進する勇気だったり、周囲を明るく照らす光だったり、何かを生み出す創造力だったり、人々と共に歩む真のリーダーシップだったりします。
地球が次元上昇しているので、当然、自らも次元上昇して高次元の価値観を持った人にならないと、世の中や社会とますますマッチしなくなってしまいます。
2018年火星逆行の期間中は「冥王星」も逆行しています
冥王星は、破壊(死)と再生(誕生)を暗示する星。また、太陽系の星のなかで最も太陽から遠い星。
この世とあの世(次次元)との境にある星でもあります。
冥王星は破壊や崩壊を起こすことで、過去の低次の次元を刷新し、高次元に向けての変容やリノベーションを促し、新らしいシステムを構築する役割を持ちます。
冥王星は火星のハイオクターブ的エネルギーを持っており、火星と冥王星のコンビネーションは、非常に強い攻撃力と破壊力を発揮します。
また、冥王星は集合意識レベルでの影響力を持つといわれています。
そのため、社会や世の中全体、地球レベルでに大きな影響が出る可能性があります。
火星と冥王星の逆行が重なる「2018年6月27日~8月27日」の期間中には、攻撃的・衝動的行動、低次元の男性的な欲望、執着心、争いごと、破壊などの事象が大きく強調されて起きやすいので要注意です。
しかし、それは次なる時代、次なる次元にとって不必要なものが壊されるためのことなので、創造的破壊と受け止めましょう。いずれにしても、浮足立つことなく、落ち着いて冷静でいることが大切です。
8月13日、火星は逆行したまま、水瓶座から山羊座へと移行します
火星は山羊座に位置している時は通常以上の力を発揮します。
逆行している火星が山羊座にいる期間=2018年 8/13~8/27
火星のエネルギーがさらに強くなり、しかも逆行しているので、あらゆることが暴走しやすく、過激的、衝動的になることが多くなり、争いやトラブル、事件、事故が起きやすい状況になります。この時期はケガや病気にも注意が必要です。
8月19日までは、水星の逆行も重なっていますので、言い争いや認識のすれ違いなど、コミュニケーションにおけるトラブルも非常に出やすくなります。
また、山羊座は“土”の性質を持っており、「頑固さ」や「こだわり」のエネルギーを生み出すので、頑固になりすぎたり、こだわるあまり、柔軟に時代の波に乗ることができなくなりかねません。
執着心や独りよがり、自分さえ良ければ良いという考えは手放す必要があります。
“協調性”がこれからの時代に生き残るための重要なキーワードになります。
これからの時代では、権威や権力が世の中を牛耳る「ピラミッド構造」が終焉を迎え、自他ともに活かしあい、皆で繁栄していく「丸(円)」の時代に移行します。
協調性といっても、自分らしさを消して他者や組織に無理やり合わせていくというものではありません。
自分の欲求を我慢することでもなく、他者を排除したり脅かしたりするということでもありません。
周囲や外界に対する壁を外して、全てを受け入れ、許容することが“協調性”です。
“協調性”を持つには、自らを縛っているこだわりや「あり得ない、許せない、嫌い、ムリ」という思いを解放することが必要です。いわゆる「自らを許す」とはこういうことです。
人間ひとりひとりが、それぞれの「個性」を認め合って、共に響きあい、さらなる大きな成果を生み出すことができる社会こそが、丸(円)形の社会です。尖ることのない、円満な世の中です。
円満な社会の到来なんてあり得ない。そんな簡単に実現できるとはなかなか思えないことでしょう。
しかし、まず第一歩を踏み出さない限り、何も始まりません。
少なくても未来の地球の子供たちや子孫のためにも、今、地球に生きている我々が、その礎を創っていく役割を担っている筈です。
頑固さという鎧を脱ぎ捨て、過去への執着やこだわりを捨てて・・・
時代や地球の変化に合わせて自らをアップデート、バージョンアップできた人や組織だけが未来の地球でイキイキと暮らすことができます。
山羊座は「目標・計画・実行」などの現実面の具現化を象徴します
だからこそ、2018年のこの夏、『本来の自分らしく生きていくこと』に目を向けて、そのための目標を立て、計画を練って、今できることを実行に移しましょう。
自分らしくない「あらゆるコト」をひとつひとつ削ぎ落すことから始めましょう。今がチャンス!です。
「自分らしさって何?」という問いを自らに投げかけてみてください。
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※ここから下の記事は、コラム「只今、水星が逆行中。。。8月19日まで。」にも記載されている共通の内容になります。
惑星逆行の具体的影響
惑星が地球に近いほど、個人レベルに影響を及ぼすといわれています
水星・金星・火星は、個人レベルに直接影響を及ぼします。
木星・土星は、社会レベルに影響を及ぼします。
天王星・海王星・冥王星は、潜在意識レベル・集合意識レベルに影響を及ぼします。
惑星逆行の頻度
水星⇒約4か月ごとに1回、22日前後、逆行状態になります。←個人レベルに影響
金星⇒約1年7か月ごとに1回、40日前後、逆行状態になります。←個人レベルに影響
火星⇒2年2か月ごとに1回、2か月前後、逆行状態になります。←個人レベルに影響
木星⇒約1年1か月ごとに1回、110日前後、逆行状態になります。←社会レベルに影響
土星⇒約1年ごとに1回、135日前後、逆行状態になります。←社会レベルに影響
天王星・海王星・冥王星⇒約1年に一回、数か月間、逆行状態になります。←潜在意識レベル・集合意識レベルに影響
現在、個人レベルに影響が大きい「水星」と「火星」が同時に逆行しております
惑星が逆行している期間中は、ものごとがスムーズに進まなくなったり、未来よりも過去にフォーカスが当たりやすくなります。また、いくつかの惑星逆行が重なる期間は、特に混乱が起こりやすいといわれています。
“水星逆行”の期間は“水星”の持つパワーが滞りがちになり、
“火星逆行”の期間は“火星”の持つパワーが滞りがちになります。
水星は水の性質を持ち、「陰・女性性」のエネルギーを象徴します。
火星は火の性質を持ち、「陽・男性性」のエネルギーを象徴します。
“水星逆行”と“火星逆行”が重なる期間は、陰と陽のどちらのエネルギーにも混乱がもたらされ、天から地、上から下、右から左、裏から表・・・というようにあらゆる角度から揺さぶられることになります。
このような時期は、客観的な視点を持って慌てず、冷静に、地に足つけて過ごすことが必要です。
また、大きな判断や決断、契約などは避けた方が無難でしょう。