空(そら)からのラブコール
過酷な猛暑と各地で猛威を振るった台風15号が去り、ようやく本格的な秋を迎えることができそうです。
そんな折、「そら」というキーワードが浮上して来ました。
台風で被災された皆様や現在まだ電気が復旧していない千葉県の皆様におかれましては、多大な損害とご苦労、ご心痛に見舞われたことと存じます。心よりお見舞いを申し上げます。
朝ドラ「なつぞら」
現在放映中のNHKの朝ドラ「なつぞら」を見ていて、ハッとしたところから「そら」からのラブコールが開幕しました。広瀬すず演じるアニメーターの主人公「なつ」が新しく手掛けることになったアニメーションの主人公の名前が「ソラ」であるとドラマの中で発表された時に「来た~!」と思いました。
ドラマのタイトルが「なつぞら」なので、「ソラ」という主人公が登場しても何の不思議もないのですが、なぜか心に響くものを感じました。
そこから次々とシンクロが繋がりました。
あるインナーチャイルドからの提案「空を見て!」
つい最近の出来事です。
喉のチャクラとハートチャクラが詰まっていたお客様にヒーリングを施した時、その方の喉のチャクラにその方のインナーチャイルドが現れて、「言いたいことを我慢していたから、喉が詰まってしまった!」と言いました。「どうしたら喉の詰まりが取れるかな?」と意識で問いかけてみると、「空を見て欲しい。そしてその空の色を喉のチャクラに入れて欲しい。」と答えました。「喉とハート(胸)はお隣同士だから、きっとハートにも繋がって良い影響が出るね。」と私が話しかけると、インナーチャイルドは嬉しそうに「うん」とうなづきました。
LEDランプ「SORAA」(そら)
その次のシンクロは、8月30日の新月の日(偶然にも)に当店の照明が変わりました。たまたまご縁を頂いた照明プランナーの方のご提案で「SORAA(そら)」という名前のLEDランプを導入しました。「そら」という名前のランプ自体珍しいと思いますが、これも偶然のことでした。
「SORAA(そら)」は太陽光に近い自然な白色光を実現した次世代のLEDランプです。自然光に近い照明で照らされた石たちをお客様にご覧頂きたいと思い採用しました。SORAAのネーミングは空とソーラー(太陽)の双方を文字っているのかもしれませんが、「そら」というネーミングのランプが当店にやってきたことで店内がぐっと明るくなり、自然に近い石のお色味や輝きをお客様にご覧頂けるようになりました。
ラブズアルケミー・エッセンスのSKYさん
さらに、朝ドラを見た2日前に「ラブズアルケミー」というメーカーのフラワーエッセンスが新入荷いたしました。このメーカーは以前からあったのですが、このタイミングで初めて仕入れを行いました。「ラブズアルケミー」とは愛の錬金術という意味で、ヒマラヤンエッセンスを取り入れてブレンドされた「愛」というテーマに特化したエッセンスです。神聖な愛の次元に到達するために、ハートの周波数を上昇するサポートをしてくれます。
当店で、ちょうどヒマラヤ関連の商品(ヒマラヤ水晶、ヒマラヤンエッセンス等)の動き(売れ行き)が活発になって来たのと、「高次元の愛」のエネルギーを養うタイミングの到来を感じていたので、このフラワーエッセンスに着目して仕入れてみた次第です。
それで、商品が届くまで全く意識に止めていなかったのですが、「ラブズアルケミー」のプロデューサー(作り手)のお名前が何と!『スカイ』(Sky Shayne Innes)さん、つまり英語ではありますが「そらさん」だったのです。スカイ シャイン さん・・・シャインのスペルは異なりますが、「空が輝く」というお名前。またもや「空が来た~!!」という手応え!
ターコイズ&アマゾナイト(空色の石たち)
また、当店の店頭では最近、空(そら)のエネルギーを持っている「ターコイズ」や「アマゾナイト」といった石に注目してご購入されるお客様が続いております。お色味でいうと少しグリーン味を帯びたスカイブルーで質感は透明ではなくマットな風合いの石たちです。
このようにあの手この手で、畳み込むかのように、「そら」が主張してくるのでこのことをコラムに書きたくなった次第です。
天空のパワーを持つパワーストーン
ターコイズは空色のパワー
ターコイズは英語では“SKY STONE”(スカイストーン)、つまり空の石とも呼ばれています。ネイティブアメリカン(インディアン)にとってターコイズは特別な石で、「地球をとりまく美しい空」を表す神の石として、特に神聖視されてきました。この石を身につけると、自然や精霊、宇宙と繋がることができると信じられています。ブルーから緑までのカラーバリエーションがありますが、ブルーでも僅かにグリーンがかっているターコイズが多く見られます。ターコイズはハート、喉、眉間の各チャクラへの働きが高く、気分の揺れや感情を整え、爽やかで晴れやかな気持ちへと導きます。
アマゾナイトは天河のパワー
アマゾナイトの和名は“天河石”(てんがせき)、天空の川をイメージさせる命名です。この石もまた、ブルーグリーンの鮮やかで爽やかな色の石です。アマゾナイトもハート、喉、眉間の各チャクラへの働きが高く、明るい希望に満ちたエネルギーを持ち、精神面を晴れやかにしてくれます。視界のモヤが晴れ、物事の全体像がクリアになり未来を暗示し、成功へと導きます。
ブルーは喉のチャクラ&眉間のチャクラに働き、グリーンはハートチャクラに働きます。
ターコイズもアマゾナイトも、喉、ハート、眉間を同時に整える作用を持ちます。
グラウンディングをサポートしながら、天空のパワーを与えます
ターコイズもアマゾナイトも透明な石ではなくマット(光沢のない)な風合いであることにも意味があります。マットな風合いを持つ石は「地の作用」を持ち、グラウンディング(地に足をつけること)させる力も兼ね備えております。
ターコイズは北米の先住民である「インディアン」の守護石、アマゾナイトが最初に発見されたアマゾンは中南米の先住民である「インディオ」の居住区でもあります。「インディアン」も「インディオ」も土着の先住民。どちらも地球や自然と一体化した「地に足がついた」暮らしをしてきた人々です。
地球の先住民たちも古来より青い空を仰ぎながら、心の垢を落とし、気持ちを整えて来たのだと思います。
祈り=意乗り
先住民たちの暮らしには純粋な「祈り」の力も必要でした。祈りは呪文やお経を唱えることにとどまらず、自らの意志を宇宙の波に乗せることでもあります。しかし、それは自分勝手なエゴを具現化させるためのものであってはいけません。宇宙の意向と波長を合わせて、それに合致した自らの意志を乗リ合わせることが「真の祈り」であるということを先住民たちはわかっていました。先住民たちの智恵には、現在の私たちが見習いたいものが多くあります。
宇宙の意向をわかるには、眉間のチャクラの力が、そして祈りを声に出して表現するには喉のチャクラの力が必要です。
天空のパワーを持つ石たちは、宇宙との一体化、地球との一体化、そして祈りのパワーを与えてくれます。
朝ドラ「なつぞら」がくれたメッセージ
さて、NHKの朝ドラ「なつぞら」の話に戻りますが、NHKの朝ドラにはいつも、そのドラマの放映されている時のエネルギーを表わすエッセンスが何かしら散りばめられていることに筆者は注目しています。
現在放映中の「なつぞら」を見ていて感じるテーマは、「血縁を超えた家族」「開拓者精神」「新天地」「優しさ」など。今現在、そしてこれからの私たちにも共通のテーマがあるように思います。
血縁を超えた家族というテーマ
血の繋がった家族内での価値観の相違や意見のくい違いで悩みをかかえておられる方が多い中、血縁ではないけれど、魂レベルで通じあえる同志が、家族以上にわかりあえるような風潮がこれから増えて行くのではないかと感じます。つまり、魂レベルでのファミリーです。
なぜなら、現在の地球上では二極化や分断といった、大きく価値観が異なる人々が同居している状況があり、そのことでのせめぎ合いがあちこちで起こっています。地球における二元構造(陰と陽、闇と光、善と悪が戦う)が終息し、ワンネスに向かう次のステージに地球がシフトアップする時には、二極化の構造が緩和に向かうことにはなりますが、当面の間はエネルギーの合う同志でのご縁が結ばれ、気の合う同志で助け合っていくことが増えて行くのではないかと思われます。
開拓者精神、新天地
地球の次元上昇はますます速度を増しております。
日本においては今年5月の改元を期に大きくエネルギーが変わり、そして全世界的にも2020年が次の大きなターニングポイントであるといわれています。
地球人ひとりひとりが大きく転換するエネルギーの中で、古い過去のエネルギーから脱却し、それぞれが自分らしい場所、立ち位置にしっかりと根ざし、自立して個性を発揮して生きていく時代に入って行きます。
「なつぞら」の主人公なつは、戦争孤児という過去を持ちながら、北海道十勝の牧場を営む開拓者家族のやさしさに育まれて成長したのち上京し、創世記のアニメーション業界に飛び込み、結婚し、そして一児の母親としてたくましく生きていく物語です。
「なつ」は辛い過去を背負いながらも、素直で一生懸命で、明るくやさしい、そして勇気あるたくましい女性です。やさしいだけでは片手落ち、たくましいだけでも片手落ち。やさしさとたくましさと、そして素直さを兼ね備えたこれからの理想の女性像を、ドラマの作者は「なつ」に託したのかもしれません。
古いエネルギーから新しいエネルギーにシフトすることは、実際、並大抵なことではありません。
それはある意味、手つかずの荒野を開墾し、そこに居を移し、そこで新たな生計を営む「開拓者」の行いと似ているかもしれません。けっしてあきらめない「開拓者精神」を見習って、新次元の地球、そして新次元の自分という新天地を切り拓いて行きたいものです。
やさしさ
スピッツの歌う主題歌が「優しいあの子」。草野正宗さんの優しい歌声が『丸い大空の色を優しいあの子にも教えたい♪♪』と歌っています、
そして主人公なつの娘の名前は「優(ゆう)」。ドラマ全体から感じられる、ぬくもりや人々の優しさに癒されるドラマです。
地球を包み込む大空が、あなたを「やさしいあなた」に変えてくれるでしょう。
空(そら)は心のわだかまりを解かし、心を晴れやかにしてくれる。
皆さんも、青空を眺めていて、スカッと胸が晴れ渡るような経験をされたことがあると思います。
日々、時間に追われた暮らしをしていると、なかなか空を見上げたり、風の香りを感じる時を持てないものですが、わざわざ青空を見ようという意識を持ってみることをお奨めします。
空は逃げない。空は消えない。
空はどこにいても眺めることができます。
空はいつでもあなたを待っていてくれています。
空は皆に平等にいつもそばにいてくれています。
空はどんなあなたも受け入れてくれます。
空を眺めていれば・・・優しい気持ちが自然と湧いてくるでしょう。
空の色と光が自然とあなたの心を癒してくれます。
空はいつでもあなたにラブコールを送ってくれています。
やさしさを迎えに・・・どこまでも広い、秋の青空を見に行こう!!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。