年越しの大祓い~今年後半の罪・穢れをお浄めして、気持ちよく新年を迎えましょう!

年越しの大祓い~今年後半の罪・穢れをお浄めして、気持ちよく新年を迎えましょう!

年越(としこし)の大祓(おおはらえ)とは・・・?

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年越(としこし)の大祓(おおはらえ)神事は全国の神社において毎年、12月31日に斎行される神事です。一年の下半期、7月~12月までの半年間の心身の大掃除です。新年を気持ちよく迎えるための儀式です。
※神社によっては、12月31日以前に斎行されるところもあります。

私達が知らず識(し)らずのうちに犯した半年間の罪、心身の穢(けがれ)、一切の厄災(わざわい)を祓い清め、来年も清々しい気持ちで過ごすことができるようにと、無病息災、家内安全、身体健康などを祈ります。

大祓神事は年2回、6月と12月の晦日(みそか)に行われます。晦日は月の最終日のことです。
6月の大祓は「夏越(なごし)の大祓」、12月の大祓は「年越(としこし)の大祓」と呼ばれています。この大祓神事は古来より連綿と続く祭事で、初見は「古事記」にあり、大宝律令(721年)によって「宮中の正式公事」として定められたことが、平安時代の「延喜式(えんぎしき)」にも記されているとのことです。
しかしながら、この神事は応仁の乱以降、400年間もの長い間、行われなくなってしまっていたそうです。ところが、明治4年に明治天皇の思し召しにより大祓神事が再興され、現在も日本国中で行われています。

大祓の方法は・・・?形代(かたしろ)流しで心身のお浄めをします

形代(かたしろ)流しとは・・・?

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形代(かたしろ)流しは、紙製の人型(=形代)に氏名と年齢を書き、息を3回吹きかけた後に身体を撫で、罪・けがれ・厄などを自分の身代わりとして形代に負わせてお祓いをする儀式です。身体の調子の悪い箇所を撫でても良いし、特に不調な箇所がなければ身体全体を撫でても良いし、簡略化して頭のてっぺんと両肩を撫でるという方法もあります。グラウンディングが弱い方はお腹や仙骨付近、足裏などを撫でても良いと思います。
※神社によっては、息を吹きかけるのと身体を撫でる順番が逆のところもあります。

人型というものは(人形も含めて)人の分身の役割をするとも考えられており、人型を用いた大祓は「雛祭り」の原型であったとされています。

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12月の後半までに形代を神社に納めると、神社は12月31日に大祓神事を斎行し、神様にお祈りしてお祓いをした形代を川や海などの清らかな水に流してお浄めをしてくれます。

通常、形代は各神社に用意されていますが、神社によっては「形代流し」を催行しないところもありますので、事前に問い合わせてみると良いでしょう。大祓神事に参列することも可能です。斎行時間は神社によって異なりますので、各神社に問い合わせてみましょう。

昨今の“激しい変化”のエネルギーに乗って行くには、自らの浄化・リリースは不可欠です

祓ってもらう『罪・穢れ・厄』とは・・・?

罪とは日々の生活の中での小さな過ち、自らの心の中で後悔していることなど。また、自らは気が付いていないけれど、無意識のうちに人の心を傷つけてしまっていたり、人の道から逸れた行為を行ってしまっていた、というような事も含まれます。

穢れ(けがれ)とは気枯れでもあり、氣が枯れたことで生まれる人間のエネルギーの淀みと解釈しても良いでしょう。氣が枯れてくると、心身の活性力が弱まり、オーラも元気がなくなってどんよりとしたものになってしまいます。

厄(やく)とは、心身やオーラに積み重なるネガティブエネルギー。太古の昔より、「厄」が心身に積み重なってくることが病気や災いのもとになってしまうと考えられてきました。

厄は、現代風に言うと、「オーラが淀んでいる」状態です。心身の疲労や心の垢、知らず識(し)らずのうちに犯した罪や穢れ(けがれ)などが「厄」となって自らに覆いかぶさってしまい、心身の不調や運気の低迷を呼び寄せてしまいます。

周囲から受けるものだけが「厄」ではありません。「厄」とは身から出た錆(さび)でもあります。自らの身を浄化しないと、錆はいつまで経ってもこびりついて取れません。

大祓神事で、自身の代わりに形代をお祓いしてもらうことで、浄めてもらうことができます。

年末の神社参拝もお奨めです!!

大祓の神事は日本各地の神社で行われています。12月31日の大晦日の日中にご縁のある神社にお出かけになって、年越しの大祓神事に参加してみる・・・そんな年末の過ごし方も良いのではないでしょうか。

12月31日当日の大祓神事に参加できない場合は、それまでの期間に神社に詣でて、形代流しの形代(かたしろ)を社務所で受けて、自らの身体を撫でて社務所にお納めしましょう。そうすれば、大祓神事でお祓いをしてくれます。形代は一般的には神社の社務所に用意されています。

神社仏閣のお参りはお正月や年明けに。というのが一般的ですが、年末のお参りも実はお奨めです。
混雑していないので、スムーズに参拝できます。年内の垢を年内にお浄めすることができます。
そして、充分に浄化された上で、新年を迎えるのもまた、格別に気持ちの良いものです。

※形代流しの謝礼として初穂料もお収めください。金額は神社によって定額の場合と定められていない場合があります。
※神社によっては、12月31日以前に年越しの大祓神事を斎行するところもあります。
※神社によっては年越しの大祓神事を斎行しないところもあります。各神社のサイトを見るか、事前に問い合わせてからお出かけ頂いた方が確実です。

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