7月の誕生石 ルビー《永遠の愛・情熱と勝負の石》
プロローグ
こんにちは!
今月は7月の誕生石「ルビー」についてご紹介いたします。
ルビーは、まるで赤い炎を映し出したような真紅に輝くストーン。
美しい赤色のルビーはダイヤモンド・エメラルド・サファイアに並ぶ世界4大貴石のひとつで、高い波動を持つことから「宝石の女王」とも呼ばれています。
ルビーは情熱と勝利、不屈の愛と生命力の石。
パワフルで情熱的なエネルギーを送り出し、気力と生命力を高め、不屈の精神を養ってくれます。また、ルビーを持つことで、心の奥底にある情熱的なエネルギーが目覚め、愛に対する前向きな気持ちや、自分本来の魅力が引き出されてきます。そして本当に興味のあることがふつふつと露わになってくるでしょう。
ルビーは世界でも非常に希少性の高い石で、産出量はダイヤモンドの約1/30とされています。そのため、宝石としてのルビーは非常に高価な金額で流通しており、パワーストーンとしてのルビーは透明感のないマットな風合いのものが多く見られます。
ルビーはこんな人にオススメです!
・運命の人を引き寄せたい
・情熱的な恋愛をしたい
・魅力的な人になりたい
・勝負運を高めたい
・資格試験/受験を成功させたい
・何事にも全力投球したい
・気力・生命力を高めたい
・パワー不足を解消したい
・厄除け/魔よけをしたい
・集中力や精神力を高めたい
・冷え性や貧血を改善したい
・グラウンディングしたい
7月の誕生石 ルビー
ルビーは7月の誕生石。
ルビーは「永遠の愛」のシンボルとされており、高波動の愛のエネルギーを放ち、愛情豊かで魅力的な人になれるように導いてくれる石です。
愛のシンボルとして名高いルビーを結婚記念日に贈るチャンスが2回あります。
1回目は結婚40周年の結婚記念日「ルビー婚式」、2回目は結婚52周年の結婚記念日「星条紅玉婚」です。
この時には、ルビーの中でも希少性の高い “スター・ルビー”を永遠の愛の証として贈ります。スター・ルビーは星のような光を放つルビーで、ひときわ華やかでパワーが高いのが特徴です。
ルビーの名前の由来と背景
ルビーの語源は、ラテン語で「赤」を意味する「ルベル(ruber)」という言葉。
和名では「紅玉(こうぎょく)」と呼ばれており、炎のような赤い色から名付けられています。紅玉という種類の真っ赤なリンゴを思い出してしまいますね。
ルビーの歴史
ルビーは古来より、権力者や国王クラスの階級の人々が好んで身に着けてきた石とされています。ルビーが放つ力強いパワーや生命力が時の支配者の気力や勇気、そして勝負運を支えてきたことが伺えます。
ルビーの圧倒的な存在感と華やかさは“富や権力の象徴”として、貴族や権力者たちに愛されてきた所以でもありました。
古代ローマでは、ルビーには“軍神マルス”が宿ると信じられていました。
行動力を高め、危険を知らせてくれるルビーを、戦場に向かう兵士たちはこぞって身につけていたそうです。兵士たちにとっての「勝利のお守り石」であったルビーは、現在でも勝負運の石として親しまれています。
また、ルビーは「体の右側につけると願い事が叶いやすい」と信じられてきました。中世ヨーロッパでは、ルビーの効果を得る為に、ルビーの装飾品を右側につけていた風習があり、それが現代でも生き続けているのです。
はたまたインドでは「心臓の近くに身に着ける」と効果があると言い伝えがあり、身体の左側につけるのが良しとされていたようです。様々な解釈があるようですが、国は違えど、ルビーは様々な国で特別な存在で、その効果を人々は感じ取ってきたのでしょう。
ルビーの石言葉
ルビーの石言葉は「情熱」「良縁」「勝利」「純愛」など。
身に着けると「若さを保つことができる」「人と仲良くなれる」「不死鳥になれる」などと信じられてきたように、ルビーは生命力とポジティブをもたらす幸運のシンボルとも言えるでしょう。
ルビーの色の種類
ルビーの主な色は赤色ですが、赤色の発色によって下記のように様々な呼び名があります。
・ピジョンブラッド
・ビーフブラッド
・チェリーピンク
・スカーレットレッド
・クリムゾンレッド
ルビーとサファイアは同じ鉱物
赤いルビーと青いサファイアは一見、違う種類の宝石かと思ってしまいがちですが、実はコランダムという同一の鉱物なのです。
ルビーは微量のクロムを含むことにより赤色に見えます、一方サファイアは微量の鉄とチタンを含むことにより青色に見えます。
どちらも酸化アルミニウムの結晶から成るコランダムという鉱物に属します。
ルビーとサファイアは異なる色に発色しますが、同じ鉱物から生まれており、陰陽関係にあるとも言えるでしょう。
赤いコランダムをルビー、青をはじめとする赤以外のコランダムをサファイアと呼びます。サファイアの中にはピンク色に発色するピンクサファイアもあります。
コランダムはモース硬度9とダイヤモンドに次ぐ硬さの鉱物で、宝石界においては、ダイヤモンドに次ぐパワーを持つとも考えられています。
ルビーの作用・効果
《恋愛・結婚・良縁》
ルビーは永遠の愛を象徴する石で、持ち主に自信と積極性を与えるので、勇気を出して告白したい時や結婚などの大事な決断をしたい時に身に着けてみると好転するかもしれません。
また、赤い糸の伝説から運命の人を引き寄せるパワーも見逃せません。
《仕事運・金運》
大切な商談の時や会議の時に身に着けていると、良い風向きになるでしょう。
《資格試験・受験成就》
ルビーは不屈の精神を育むため、戦いや勝負事、そして乗り越えるべき壁を打ち破る力を与えてくれます。資格試験や受験勉強は長期戦にもなるので、ルビーを持ち続けることで気力や精神力をエネルギーチャージし、自らのなまけ心に打ち勝ち、目標を達成する力を養ってくれるでしょう。
《健康運》
ルビーは、真っ赤な色をしていることから、生命力や血液にも作用があると言い伝えられてきました。赤はまさしく、生命力と気力と関わる第1チャクラの色です。第1チャクラが活性化することで気力や免疫力がUPし、健康へと繋がるというわけです。
また、ルビーのパワーで血液循環がよくなり、健康運がもたらされるという説もあります。
《グラウンディング》
ルビーは赤色、つまり第1チャクラに作用することから、強力なグラウンディング作用を持っています。それは7つのチャクラの中でも第1チャクラ(尾骨/会陰)が最も地面に近い位置にあるからです。
➡チャクラについてはコチラ
《魔除け・邪気除け》
ルビーは、あらゆる危険や災難などから身を守りつつ、持ち主に幸運を授けるとされています。
ルビーの産地
ルビーの主な産地は、ミャンマー・スリランカ・タイ・ベトナムなどです。
ルビーに対応しているチャクラ
ルビーは、第1チャクラ・第2チャクラ・第4チャクラに対応しています。
ルビーの浄化/お手入れ方法
浄化・お手入れ法
ルビーの浄化方法としては、セージ・月光浴・音(音叉)・水晶・浴水がおすめです。長時間日光に当てると、退色の恐れがあるので避けた方がよいでしょう。
金具付きのアクセサリーや宝石は塩や水で金属が錆びる可能性があるので、注意が必要です。お手入れ方法としては、乾いている柔らかい布で優しく拭きましょう。
鉱物データ
英名 | Ruby |
和名 | 紅玉(こうぎょく) 鉱物名はコランダム |
分類 | 酸化鉱物 |
化学式 | Al2O3 |
色 | 赤 |
モース硬度 | 9 |
石言葉 | 情熱、良縁、勝利、純愛など |
主な産地 | ミャンマー、ベトナム、タイ、スリランカ、マダガスカル、カンボジア、など |
エピローグ
7月の誕生石、ルビーはいかがでしたでしょうか?
情熱がほとばしるかのような真っ赤なルビーは、持つ人に生命力・活力を与え、心身共に魅力的・健康的になれるように導いてくれます。
また、勝負運を高めるので、スポーツやプレゼン・就活や受験といったあらゆる勝負事、そして自分の決めたことを全うするべく自分に打ち勝つためにも力強いサポートとなる宝石です。
女性にとってはアクセサリーとしても身に着けやすいですし、冷えや貧血の改善にも繋がるので、ぜひルビーをアクセサリーのコレクションに加えてみてください。
次回の誕生石は、8月・ペリドットです!お楽しみに!
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一般社団法人日本ジュエリー協会によって2021年12月20日に誕生石の改訂が行われたため、新しい石が各誕生石に加わっています。月によっては複数の誕生石が存在する月もあります。全種類を集めてみても良いですし、感性に従ってご自身に合いそうな石だけを揃えてみても良いでしょう。
誕生石は生涯を通じてご自分と縁があり、守護してくれる宝石です。一度ご自身の誕生石が象徴する意味をチェックしてみて、お守りとして身に着けてみてはいかがでしょうか。
石に力を貸して貰いながら、自分自身が「こうなりたい」と強く思う「意志」が希望を引き寄せる大きな力となります。 大切なのは「石」と自分の「意志」とのコラボレーションであると考えます。